“スマホでタッチ”で日々の生活をもっと便利に――。KDDIは、モバイルNFC(TypeA/B)を使った情報取得や決済サービスの拡大を目指して15社と連携する。
日本ではこれまで、タッチ操作による決済や情報取得についてはFeliCaが主流だったが、スマートフォンの普及に伴って市場にNFC端末が増えてきたことから、通信キャリア各社がNFCを利用したサービスへの取り組みを強化している。
KDDIは2012年1月から、NFCの商用サービスを提供しており、3月からは15社と連携することでサービスを強化する。
KDDIとともにサービス開発を手がけるのは、MasterCard Worldwide、ビザ・ワールドワイド、日本郵便、ユーシーテクノロジ、東京都建設局、サイバーエージェント、ナクシス、ブリリアントサービス、ベネフィット・ワン、ワイエスシーインターナショナル、ソニー、パナソニック、SMARTRACTECHNOLOGY、東北インフォメーション・システムズ、日本航空、SK planet。各社との連携により、郵便ポストにNFCスマートフォンを近づけるだけで周辺情報を取得できるサービスや、国をまたいで利用できるクーポン配信サービスやクレジットカード決済サービス、各種情報配信サービスなどを順次提供する。
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