ドコモ、応答時間最大半減のクラウドサービス新技術

» 2013年04月08日 16時11分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 NTTドコモが発表した新しいサーバ管理技術では、クラウドサービスにおける応答時間を最大で半減することが可能になるという。ドコモは、この新技術を応用可能にするため、ソースコードをクラウドサービスを提供する開発団体「OpenStack」に提供し、4月4日に公開したGrizzlyの最新バージョンで利用できる。

 従来、OpenStackが提供してきたサーバ管理技術では、1台の物理サーバで複数の仮想サーバを動作して、この仮想サーバにユーザーが利用するクラウドサービスを割り当ててきた。今回、ドコモが開発したサーバ管理技術では、仮想サーバを利用せず、クラウドサービスに物理サーバを直接割り当てる。応答時間が長くなる原因となる仮想サーバを利用しないため、クラウドサービスの応答時間を約10〜50パーセント改善できるとドコモは説明している。

 なお、ユーザーが利用するクラウドサービスの負荷状況に合わせて、仮想化サーバと物理サーバと切り替えて割り当てることも可能だ。また、仮想サーバ向けのOpenStack APIと新しいサーバ管理技術で使うAPIは互換性があるため、従来から仮想サーバの制御に使ってきたプログラムを物理サーバを利用するプログラムでも変更せずに流用できるとしている。(記事掲載当初、応答時間とすべき箇所で表現に誤りがありました。おわびして訂正いたします)

ドコモが開発した新しいサーバ管理技術では、クラウドサービスを直接物理サーバに割り当てることで、応答時間を最大で半減することが可能になるという

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月20日 更新
  1. 「ナビダイヤル」の改善を 「dカード」を無理やり契約させているのか――NTT定時株主総会で出たドコモ関連の主要質問まとめ (2026年06月18日)
  2. DAZNサッカープラン「返金・解約」手続き発表 「画面に書けばOK」はもう通じず――炎上背景と教訓を徹底分析 (2026年06月18日)
  3. お風呂でのスマホ使用、防水性能があっても危険な理由と「どうしても持ち込みたい」ときの正しい対策 (2026年06月19日)
  4. “つながらない”声あふれる楽天モバイル、「WiFiスポット」でかつての“ソフトバンク戦法”を踏襲か (2026年06月19日)
  5. 暑い日に身に着けたいソニーの“着るエアコン”「REON POCKET 6」を試す ハンディファンより便利で体感マイナス2度? (2026年06月19日)
  6. 現在povoに未対応の5G SA、早期導入を検討――新社長が語る通信品質への覚悟 (2026年06月18日)
  7. ドコモ、「d払い特典」の還元上限を「一律200ポイント」に変更 ランクによっては改悪 (2026年06月16日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 【3COINS】1100円の「スマホ快適グラス」 寝ながら腕を上げずに画面を見られる (2026年06月19日)
  10. 岐路に立つシャープのスマホ戦略 AQUOS proモデルは「白紙」、wish新機種は「プランニング中」 (2026年06月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー