第20回 スマホのセキュリティ対策を万全にする(iPhone編)今すぐ使えるスマホレシピ(1/2 ページ)

» 2013年04月17日 21時48分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 スマートフォンはPCと同じように、EメールやWebブラウジングを快適に楽しめるデバイスだ。しかし、それと同時に、ウイルスやマルウェアの危険にさらされやすいのも確か。また、スマホにはアドレス帳や写真などの個人情報もたくさん詰まっているので、セキュリティに関する意識を高めて利用することが欠かせない。

 そこで、今回はiPhoneのセキュリティを強化するための方法を伝授しよう。万が一紛失したときのことも考え、「自分だけは大丈夫」と思わずに、万全の対策をしておこう。

画面ロックをかければ紛失時も安心

 最も簡単にセキュリティを強化できる機能として、画面ロック機能が挙げられる。iPhoneでは「パスコードロック」と呼ばれるロック機能があり、任意でパスコードを入力しないと、画面ロックを解除できないようにすることが可能だ。

 設定は「設定」→「一般」→「パスコードロック」から行え、初期状態では4桁の数字を入力して画面ロックを解除する「簡単なパスコード」を設定できる。パスコードの入力を要求する時間は任意による設定が可能で、できるだけ短い時間に設定したほうが安全性が高まる。

photophotophoto 「設定」→「一般」→「パスコードロック」の順に進み、「パスコードをオンにする」をタップする(写真=左)。任意の4桁の数字をパスコードに設定する(写真=中)。パスコードを要求する時間は「即時」にする方が良いだろう(写真=右)

 さらに、4桁の数字の入力では安全面が心配なユーザーは、「簡単なパスコード」の設定をオフにしよう。こうすれば、英数字を組み合わせた長いパスコードを設定可能だ。ただし、安全性は高まるものの、毎回入力するのがやや面倒になるというデメリットもある。

 ちなみに、パスコードを6回連続で間違えると、1分間は緊急電話しか使えない状態になる。さらに1分後に入力し間違えると、5分間使用不可に。……といったように、どんどん使用不可になる時間が延長され、最長で1時間使用できなくなる。また、誤ったパスコードを繰り返し入力し続けると、最後に同期したコンピューターに接続しない限り、再試行できないようだ。

 また、パスコードの入力に10回失敗すると、iPhone上のすべてのデータが消去される機能も搭載している。紛失時に知らないユーザーが無理矢理iPhoneを使おうとした際に、端末内のデータを見られることを防ぐのに役立つ。しかし、万が一、自分で設定したパスコードを失念した際などにこの設定をしておくと、かなり冷や汗モノになることは間違いない。

photophotophoto 英数字を組み合わせたパスコードを設定可能。生年月日や名前などの分かりやすいキーワードはなるべく避けよう(写真=左)。上記のような画面が表示されると、スライダーを動かしても緊急電話への発信しかできない(写真=中)。「パスコードロック」の画面で「データを消去」をオンにすると、入力に10回失敗後、データが消去される(写真=右)

アプリごとにロックをかけるのもオススメ

 iPhoneには写真や連絡先などさまざまな個人情報が詰まっている。そこで、アプリ別にロックをかけておくのも有効な方法だ。ただし、設定としてのアプリのロック機能はないので、専用のアプリを用いる。

 「セキュリティキャビネット」(無料)というアプリでは、写真やビデオをアプリ内に保存し、ロックを解除しないとその写真が見られないようにできる。パターンによる入力をミスすると、ミスした回数がアイコンにバッチとして表示されるので、誰かが無理矢理アプリを起動しようとした形跡が残る。また、ロック解除を間違えた際にインカメラが起動して、証拠写真と位置情報が残るという、かなり際どい機能もある。

photophoto カメラロールやアルバムなどから写真を選択して保存できる(写真=左)。「Settings」→「View Attempts」で、ロック解除を間違えた際に撮影された写真が一覧で表示される(写真=右)

 ちなみに写真とビデオだけでなく、メモや連絡先も保存可能。ただし、無料版では連絡先を2件しか登録できないので、フル活用したい人はアドオン(85円)の購入をオススメする。

alt
photo Dropboxはパスコードの設定が可能。ビジネスで使用する場合は必ず設定しておこう

 また、アプリによってはあらかじめパスコードによるロック機能を搭載しているものもあるので、それらを活用するのも有効だ。特に、オンラインクラウドサービスなどのさまざまなデータを保存するアプリは情報漏えいに気を付けたいところ。その中でも、多くのスマホユーザーの支持を得ている「Dropbox」(無料)は、パスコードの設定に対応している。iPhoneのパスコード同様、10回入力に失敗すると、iPhone内のDropboxのデータをすべて削除する機能も搭載するなど、至れり尽くせりなサービスといえるだろう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月23日 更新
  1. キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る (2026年09月21日)
  2. 富裕層向けカードの潮流が変化 アメックス、三井住友、ダイナース、ラグジュアリーカードが狙う“特別な体験価値”とは? (2026年09月22日)
  3. 月40GBになった「ahamo」はどれだけお得? 他社中容量プランと比較、「大盛り」に意外な落とし穴も (2026年09月21日)
  4. BeRealの次は韓国発のVlogアプリ「setlog」がブームに? Z世代の7割超が使う理由と「タイムリミットに追われない」クローズドな魅力 (2026年09月22日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. 「iPhone 18 Pro」で“Face ID認証できない”問題、Appleが対処法を案内 やはり「画面フィルム」に言及 (2026年09月21日)
  7. 「ウエルシア」でお得に買い物する方法 アプリ設定だけで「Vポイント」「WAON POINT」の二重取り【2026年9月版】 (2026年09月22日)
  8. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  9. 「全プラン2000円未満」で攻めるHISモバイル 30GB最安級値下げと「年4GB海外無料eSIM」の狙い (2026年09月22日)
  10. ドコモでiPhoneのeSIMクイック転送が利用できない不具合 Appleオンラインストアで購入+機種変更手続きが対象 (2026年09月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー