発表会で掲げたキーワード「スマホとリアルな生活のリレーション強化」を実現するために、KDDIでは新サービスを提供する。その1つが従来のauスマートバスで、「アプリから生活へ」「PULLからPUSHへ」「提供から共創へ」という3つのコンセプトに基づいた新サービスを開始する。
「アプリから生活へ」では、企業と連動したアプリやサービスをスマートパスから追加料金なしで利用できるようになる。発表会では、ぴあと連動したサービスとして、スマートパス会員限定のチケット先行予約や音楽ライブ、映画試写会を紹介した。
「PULLからPUSHへ」では、ユーザーが求める情報を時系列に並べるシンプルなユーザーインタフェースを採用した「タイムラインUI」をスマートパスに導入する。タイムラインの情報をタップすると、詳細な情報を表示するほか、コンテンツ情報の場合は、そのまま再生まで行う。表示する情報の種類はユーザーのプロファイルごとに異なり、それぞれに適した情報がタイムラインに流れるようになっている。
「提供から共創へ」では、auスマートパスで利用したい新しいサービスについて、KDDIだけでなく、ユーザーの意見も反映する「auスマパス総会」を行う。毎月テーマを提示し、ユーザーの意見を集めて採用するか決定する。ユーザーから集めた意見の集計結果や決定した意見の対応状況はリアルタイムでユーザーに報告する。以上の新しいサービスは、6月6日から運用を開始する予定だ。
このほか、HTCのホーム画面「HTC BlinkFeed」では、標準対応のSNS情報に加えて、auスマートパスで提供する情報も利用できるようになる。
KDDIが提供するもう1つのサービスは、スマートフォンを利用するユーザーが悩む「初期設定」「使い方の相談」「使いこなし方が分からない」を解決する「auスマートサポート」だ。専門チームによる使い方サポートデスクを開設して、専用フリーコールによる24時間対応を予定している。
このほかにも、日本全国でユーザーの自宅にサポートスタッフが訪れる「スマホ訪問サポート」や、購入前にスマートフォンを試してみたいユーザーにレンタルして体験してもらう「スマホお試しレンタル」も実施する予定だ。auスマートサポートも、6月6日から運用を開始する。
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