韓国Samsung Electronicsは6月5日、3月に発表したフラッグシップAndroid端末「GALAXY S4」のアウトドア仕様モデル「GALAXY S4 Active」を発表した。まずは米国とスウェーデンで今夏に発売するという。価格は発表されていない。
GALAXY S4 Activeは、利用できるアプリやサービスはGALAXY S4と同じで、耐久性が強化された他、物理ボタンや手袋をしたまま利用できる「Glove Touch」機能を追加するなど、アウトドアでの使用に適すようハードウェアも変更されている。
耐久性は、International Protectionの保護等級のIP67に適合しており、粉塵が中に入らず(耐塵形)、一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)。
水中でのカメラ撮影に適した「Aaua Mode」を搭載し、筐体側面にあるボリュームボタンをシャッターやLEDフラッシュ設定に使える。
S4のメインカメラが1300万画素のところ、S4 Activeは800万画素だが、CPUやメモリ、バッテリーはS4と同じ。サイズは若干大きく、重さもS4より21グラム重い。見た目も、ハードウェアボタンや背面の4隅にあるヒンジらしきものなど、S4と異なる。
機種名 | GALAXY S4 | GALAXY S4 Active |
---|---|---|
OS | Android 4.2.2(コードネーム:Jelly Bean) | 同左 |
ディスプレイ | 5インチ Super AMOLED(1920×1080、441ppi) | 5インチTFT(1080×1920、443ppi)グローブタッチ対応 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 600(1.9GHzクアッドコア)またはSamsung Exynos 5410(1.6GHzオクタコア)販売地域により異なる | Qualcomm Snapdragon 600(1.9GHzクアッドコア) |
RAM | 2Gバイト | 同左 |
ストレージ | 16/32/64Gバイト | 16Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大64Gバイト) | 同左 |
メインカメラ | 1300万画素 | 800万画素 |
インカメラ | 200万画素 | 同左 |
サイズ | 136.6×69.8×7.9ミリ | 139.7×71.3×9.1ミリ |
重さ | 130グラム | 151グラム |
バッテリー容量 | 2600mAh(脱着可能、無線充電対応) | 同左 |
ネットワーク | 2.5G(GSM/GPRS/EDGE)、3G(HSPA+42Mbps)、4G(LTE Cat3) | 同左 |
Samsungは5月23日に、GALAXY S4の世界での販売台数が1000万台を突破したと発表し、30日には小型版「GALAXY S4 mini」を発表した。S4 miniは小型版という位置付けながらS4の売りになっている機能の幾つかが使えない。
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