スマホで遊ぶ“スマートトイ”、ソフトバンクBBが16アイテムを一挙発売(2/3 ページ)

» 2013年11月07日 20時58分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

知性を持ったぬいぐるみ「UBOOLY」

 米Ubooly(ウーブリー)の「UBOOLY」は、会話がたのしめるぬいぐるみ。特定の動物を想起させない独自のデザインで、下からiPhoneやAndroidスマートフォンを入れると、その画面がぬいぐるみの顔になる仕組み。豊かな表情とおしゃべりを楽しめるほか、友達の持っているUboolyと自分のUboolyをぶつけ合うと、Ubooly同士が会話を始めるといった機能もある。

「UBOOLY」(ウーブリー)

 UBOOLYの特長は、子どもの名前や好みを覚えてカスタマイズされたコミュニケーションを実現したAI(人工知能)だ。動作より会話を楽しむことに主眼を置き、コメディライターや教師、ゲーム開発者といった多くの専門家を交えたチームで開発した。同社のカーリー・グローゲCEOは、「米国の親たちの42%は、子どもは7日間ほどで新しいおもちゃへの興味を失うと考えている。しかし調査の結果、Uboolyは平均で36日間も遊ばれている」と話している。

 Uboolyは、顔や髪型、アクセサリーなどのカスタマイズも可能。専用サイトの「プレイパーク」を通じて新しい「Play Packs」(プレイパックス)を導入すると、歯磨きのコーチからリラクゼーション、音楽まで、さまざまなアプリケーションを追加できるという。

 またグローゲCEOによると、現在iPad miniやAndroidタブレット向けの「Jumbo Ubooly」を開発中だという。「思わずハグしたくなる大きさのかわいい商品。小さいUboolyたちと会話もできる」(同氏)。

開発中の「Jumbo Ubooly」(左)。米Uboolyのカーリー・グローゲCEO

 小さいUboolyの直販価格は3480円。カラーはオレンジとピンク、グリーンをラインアップしている。対象年齢は4歳以上。

iPadをキャンバスに変える「ArtSee STUDIO」

 ロボット玩具で有名な香港WowWeeからは、iPadをキャンバスに変える「ArtSee STUDIO」(アートシー スタジオ)が登場する。

「ArtSee STUDIO」(アートシー スタジオ)

 ハンドル付きの本体に、専用アプリをインスールしたiPadをはめ込むだけで塗り絵やお絵かきが楽しめる。直感的に使えるメニューやツールが特長で、画面のまわりにはペンのほかに6つのスタンプを用意。メニューから動物を選び、スタンプを押すとその場所に動物が現れる。また矢印のスタンプなら動物が動き出し、音符のスタンプでは鳴き声などが聞けるといった具合だ。アニメや効果音を交え、子どもの感性を刺激するという。

子どもたちの感性を刺激中

 また、スマートトイらしく、FacebookやTwitter、E-Mailと連携する機能も備えている。子どもが書いた作品をお父さんに送ったり、仲間内でシェアするといったことも可能だ。

 直販価格は4980円。なおiPadは初代から第4世代まで利用できるが、iPad miniや最新のiPad Airには非対応となっている。対象年齢は3歳以上。

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