iPhone 5sで欲しかった“あの色”をゲット/iOS 7で使い心地も大きく変化iPhone 5sロードテスト 第1回(2/2 ページ)

» 2013年11月12日 07時00分 公開
[今西絢美ITmedia]
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OSのデザインが変わるだけで端末の雰囲気が大変身

 iPhone 5sに採用されている「iOS 7」は、まったく新しいデザインに生まれ変わったことでも話題を集めた。フラットなデザインのアイコンをはじめ、とにかく“シンプルであること”に重きを置いたインタフェースへと生まれ変わった。賛否両論はあるようだが、ここまで大きくデザインを刷新しながら、ほとんど違和感なく使用できる点について筆者は評価している。また、筐体のデザイン面で大きな変化がなかったので、単純に“新しい”感じがするのもいい。このOSはiPhone 4sや5をアップデートすることでも使えるので、5の購入を悩んでいる既存のiPhoneユーザーはぜひOSのアップデートをおすすめしたい。

photophoto 左が5s、右が5のホーム画面。アイコンがフラットデザインになり、5sのほうがフォントも少し細くなっている
photophoto 壁紙の種類も大きく変更している。背景で水玉がふわふわ動く「ダイナミック」は、5cの端末カラーに合わせた展開(写真=左)。「静止画」には高精細な風景画像が用意されている(写真=右)

 iOS 7は半透明のレイヤーを複数枚重ね、奥行きを意識させるデザインだ。アプリと背景、全ページと表示中のページなどを層にして表示しており、実際にじっくり見てみるとなかなか面白い。

photophoto アプリのフォルダ分け機能は継承されており、1つのフォルダに最大135個のアプリを収納できる。フォルダ内は、ホーム画面と同じように、左右にフリックする仕様になった(写真=左)。レイヤー構造になっているため、壁紙の色に合わせてフォルダの背景色も変わる(写真=右)

 特に、「視差効果」というエフェクトがユニーク。iPhoneには傾きを検知するジャイロスコープや加速度を検知するアクセロメータなどのセンサーが内蔵されており、これらの検出値をもとに、各レイヤーの描画のタイミングを変化させているそうだ。なので、端末を傾ければ壁紙が少し動く。

photophoto 端末と目線を90度にして見た場合(写真=左)と、端末上部からのぞき込むようにしてiPhoneを見た場合(写真=右)の写真を見比べると、壁紙が動いているのが分かる

 しかし、これは電力を消費する要因でもある。バッテリー持ちや壁紙が動くのが気になる場合は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らす」をオンにしておこう。

photo 「視差効果を減らす」をオンにすると、操作時のアニメーション効果を減らす設定に切り替わる
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