現在出荷しているモバイルバッテリーは、「モバイルバッテリーにほかの機能を持たせた複合モデル」「コンパクトなデザイン重視モデル」「1万mAh超の大容量バッテリー」が主流だ。
今回の“ここから選ぶ”モバイルバッテリーでは、その中からこのところ増えてきている「複合機能」モデルを ITmedia Mobileで2013年11月末から2014年3月初めに掲載した製品からまとめてみた。
その種類はワンセグチューナーを組み込んだものから、Qi充電器、残量カウンターから無線LANルータまで多岐にわたる。自分の目的に合わせた製品を探す参考にしていただきたい。
エレコムのモバイルバッテリー「LIDEA(リディア)」シリーズの新モデルとなる「SCOUTER(スカウター)」の「DE-M02L-5220シリーズ」は、バッテリー残量を1%刻みでデジタル表示できるLEDを採用した。出力に2.0Aを用意して、容量は5200mAh。サイズは44(幅)×104(高さ)×23(厚さ)ミリで、重さは145グラム。実売価格は3000円台後半。
→・残量をデジタル表示――容量5200mAhのモバイルバッテリー「SCOUTER」
ソフトバンクBBの「ポケットフルセグ 録画対応テレビチューナー」は、iPhoneやiPadで地上デジタル放送のフルセグ/ワンセグが視聴でき、モバイルバッテリーにもなる。直販サイト「SoftBank SELECTION オンラインショップ」での販売価格は1万2720円(税込)。
番組は端末にインストールした専用アプリで視聴する。容量2500mAhのバッテリーも搭載し、モバイルバッテリーとしてiPhone約1回分の充電ができる。
フォーカルポイントの「TUNEWEAR TUNEMAX RUGGEDPOWER 9000」は、IP67に準拠する防水・防塵性能を備え、1メートルの高さからコンクリートへ落下しても問題がない耐衝撃性能も実現した。バッテリーの容量は9000mAhで、最大出力は2.1アンペアだ。サイズは約64(幅)×101(高さ)×28(奥行き)ミリで、重さは約234グラム。フォーカルポイント直販サイトの価格は8980円になる。
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