ドコモとau、ネットワークの差はどれくらいある?――「GALAXY S5」「GALAXY S5」の“ここ”が知りたい 第2回

» 2014年07月03日 19時55分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

通信速度はどれくらい違う?

 NTTドコモとKDDI(au)が発売したサムスン電子の「GALAXY S5」。どちらもLTEの通信速度は下り最大150Mbpsだが、キャリアによって対応エリアの数と広さに違いがある。どちらにしても現時点では、一部のエリアでしか150Mbpsのサービスは提供されていない。

photo ドコモ版の「GALAXY S5 SC-04F」(写真=左)とau版の「GALAXY S5 SCL23」(写真=右)

 例えばITmedia Mobile編集部がある場所(東京都港区の一角)を2社のエリアマップで確認すると、ドコモの最大通信速度は下り112.5Mbps/上り37.5Mbps、auは下り75Mbps/上り25Mbpsとなっている。auのGALAXY S5は下り最大110MbpsのWiMAX 2+も利用できるが(WiMAXには非対応)、エリアマップでは“WiMAXとWiMAX 2+を合わせた”情報しか公開されていない。ただ住所をもとに調べるピンポイントエリア判定なら、WiMAX 2+のみの場所かどうかがチェックできた。それによると編集部があるビルは「△」と微妙な表現になっていた。

photophoto ドコモのエリアマップ。オレンジの部分が150Mbpsに対応している(写真=左)。auのエリアマップは下り75Mbpsの範囲を示していて(写真=右)、それより速いエリアは住所のリスト形式で公開している
photophoto WiMAXとWiMAX 2+の対応エリアをまとめて示しているUQのエリアマップ(写真=左)。住所で調べたところ、編集部付近のWiMAX 2+対応状況は「△」だった(写真=右)

 実際の通信速度はどうなのだろうか。ドコモ版の「SC-04F」とau版の「SCL23」で平日夜に連続5回計測したところ、SC-04Fは下り平均15.31Mbps/上り平均11.9Mbps、一方のSCL23は下り平均23.99Mbps/上り平均5.31Mbpsだった。下りはauが1.6倍ほど速く、上りはドコモが2倍強速いという結果だ。曜日や時間帯を変えて調べた分けではないのであくまで参考程度にとどめて欲しいが、上下ともそこそこ速いドコモに対し、auは下りを重視している印象だ。

photophoto ドコモ版(写真=左)とau版(写真=右)の速度比較

「GALAXY S5」で150Mbpsを体験できる場所は?

 では、GALAXY S5で最大通信速度の150Mbpsが体験できる場所はどれくらいあるのだろうか?

 ドコモの場合、現時点で150Mbpsのサービスを提供しているのは東京・名古屋・大阪の3大都市圏が中心。先ほどのエリアマップで確認すると、栃木県の那須町から兵庫県の姫路市まで、とびとびではあるが150Mbpsに対応している場所がある。

 一方のauは、150Mbps対応のエリアをリスト形式で公開している。それによると5月末時点で、北海道の旭川市から鹿児島県の鹿児島市までの3335カ所。このうち、複数の周波数帯域を組み合わせて通信速度をアップさせるキャリアアグリゲーション(CA)を実施しているのは1742カ所で、残る1593カ所はCAなしで150Mbpsを提供中だ。

 地図上で150Mbps対応エリアが確認できるドコモに対し、auは“△△町○丁目 周辺”という住所の一部が分かるのみで、エリアの広さがイメージできない。ただauは東名阪はもちろん北海道から鹿児島まで150Mbpsを提供しているので、規模の面ではドコモより上回っているとも言える。いずれにせよ、公開されている情報のみでエリアの差を直接比較するのは難しい。

photo 羽田空港第2ターミナル付近

 最後に参考として、都内近郊でドコモもauも150Mbpsを提供している羽田空港で通信速度を計測してみた。ドコモは国際ターミナル付近で、auは羽田空港の第2ターミナル付近がそれぞれ150Mbps対応エリアになっている。

 厳密には同じ場所ではないうえ、作業の都合で複数回の測定データが無いのでこちらもあくまで参考程度としていただきたい。ドコモで最も速い結果は下り45.49Mbps/下り15.17Mbps、auは同じく下り73.08Mbps/上り7.51Mbpsという数値だった。auの下り速度がかなり良好だが、上り速度はあまり伸びていない。ドコモもほかのエリアに比べるとかなり高速だが、こちらも上りは下りほど速度はアップしていなかった。

photophoto 一例のみだが、150Mbps対応エリアでの測定結果。ドコモ版は約46Mbps(写真=左)、au版は約73Mbps(写真=右)となった

「electric BLUE」の背面カバー、「GALAXY SHOP」で限定販売

 前回取り上げた海外カラーのGALAXY S5用背面カバーのうち、目にも鮮やかな「electric BLUE」がGALAXY SHOP限定で発売となった。純正カバーのため、付属の背面カバーと交換しても防水性能が損なわれないのが特徴だ。

photo 左がelectric BLUE、右がcopper Goldの背面カバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  7. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年