Google I/OでLG G Watchが配布された時点ではAndroid Wearはプレビュー公開だったので、開封当日早速システムアップデートが配布されていました。
これがまたBluetoothペアリングに続いて曲者でちょっと苦労しました。
まずシステムアップデートが認識されると、時計上に自動的にアップデートを促す指示が表示されます。
画面上の指示はタッチしてインストールするよう促しているのですが、実際にはこのカードを左にスワイプしてOpenボタンをタップする必要があります。
繰り返しになりますが、Android Wearの基本操作は上下左右のスワイプとタップしかありません。なので、何かアクションを実行するためには画面上に表示されるカードに対して、
という基礎知識が必要です。この原理を理解してしまえば難しい操作ではないのですが、予備知識がなかったことと、画面上の指示があいまいだったので(写真下)、まずアップデートを実行するまでにけっこう苦労してしまいました。
初めてのアップデートのとき、悪戦苦闘しながら、なんとかシステムアップデートのインストール画面まで到達し(写真下)、いざ実行ボタンをタップしてもこのボタンがうんともすんとも反応しなくて、結局いったんLG G Watchをファクトリーリセットすることで、同様の操作でようやくシステムアップデートが実行できました。
プレビュー版だったこともあり、まだ不安定だった可能性は大きいですが、ともあれ、新しい概念を理解するまではちょっと戸惑ってしまいました。
ちなみに、その数日後にも2回目のシステムアップデートが行われましたが、こちらはスムーズにアップデートすることが可能でした。
ということで、LG G Watchハードウェアの写真を中心に、開封から初期セットアップまでの流れを追ってみました。
いろいろ苦労した感じが読み取れると思いますが、一度設定が完了してしまえば、大きな混乱やトラブルもなく安定している感じです。
そもそも腕時計をするという習慣がなかったので、最初は時計を付けるという行為自体が不快だったり、ネガティブに思ったりしていたのですが、しばらく使っていると違和感もなくなり、かなり便利だなと実感してます。
現状、基本的にできることはAndroidのノーティフィケーション(通知)を受けることなのですが、ちょっとしたノーティフィケーションのたびに、スマホを取り出して、アンロックして、画面を確認みたいな動作が軽減するだけでこんなに楽になるんだなぁと感激。
とうことで、次回は実際の使い勝手や、ソフトウェアの内容についてレビューしたいと思っています。
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