「iOS 8.1」は10月21日に公開――Yosemite連携、iCloud写真共有、Apple Payもカメラロールも復活

» 2014年10月17日 06時30分 公開
[ITmedia]

 米Appleは10月16日(現地時間)、モバイルOSの最新アップデート「iOS 8.1」を発表した。2014年10月20日(日本では21日)に無償で一般公開する。これにより、Apple Pay、iCloud Photo Libraryのβ版、Continuityといった新機能が利用可能だ。

iOS 8.1は米国で10月20日(月)に公開。日本時間では21日(火)となる

 Apple独自のモバイル決済機能であるApple Payは、米国で10月20日にサービスインする。対応端末はiPhone 6とiPhone 6 Plus。米国では3大クレジットカードネットワーク、多数の小売店が参加し、500もの銀行が同機能をサポートする一方、日本を含む他国でのサービス開始については未定。

Apple Payも米国で同日にサービスが開始される

 iCloud Photo Libraryは、撮影した写真と動画をiCloudで一括管理し、iPhone、iPad、Mac、そしてWindowsマシンで共有して閲覧できる機能。ダウンスケーリングすることなく、写真と動画を各デバイスで自動的に同期する。iOS 8.1ではβ版として利用可能だ。

 また写真閲覧の機能としては、iOS 8で省かれた「カメラロール」表示が復活する。iOS 8ではカメラロールが省かれた代わりに、「最後に追加した項目」として過去30日の写真を表示する機能が用意されたが、ユーザーには不評だった。

iCloud Photo Libraryは、iOSデバイス、Macに加えて、Windowsでも利用できる

 Continuityは、iOS 8.1とOS X Yosemiteを連携させる機能。iPhoneやiPadで開始したメール、Safari、iWork系アプリなどの作業の続きをMacに引き継げる「Handoff」や、テザリング機能をMacの側からオン/オフできる「Instant Hotspot」、iPhoneにかかってきた電話をMac側で受けられる機能などが利用可能だ。

iOS 8.1とOS X Yosemiteを連携させるContinuity。Macで電話の対応もできる

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