ワイモバイルは、車で使用するWi-Fiルーター「Car Wi-Fi(仮称)」を2015年春に発売する。メーカーはHuaweiで、海外では「Hilink CarFi」という製品名で発売されている。
Car Wi-Fiはバッテリーを備えておらず、車のシガーソケットに接続することで、Wi-Fiルーターとして機能する。LTE Category 4の通信に対応しており、下り最大150Mbpsの通信が可能だ。接続できる機器は最大10台。Wi-Fiの周波数帯は2.4GHz帯のみをサポートする。本体は電源キー、USB端子、SIMスロットを備えている。
ワイモバイルが12月4日から提供する「シェアプラン」の対象デバイスとなっており、親回線が「スマホプランS/M/L」のいずれかを契約すれば、Sは月980円、Mは月490円、Lは無料でデータ通信量をシェアできる。
11月13日の発表会では、グローバルモデルを参考展示していたが、ワイモバイルが発売する製品は、外観が変更される可能性がある。また正式な製品名も現在は決まっていない。会場ではタブレットでYahoo!カーナビを利用するデモも披露しており、例えばWi-Fiタブレットでカーナビを利用する、といったシーンでの活用が想定される。
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