OSに搭載されている「Siri」や、ドコモの「しゃべってコンシェル」など、すっかりメジャーになったスマホの音声認識機能。スマホに話しかけるだけで検索やアラーム設定などの機能を起動・利用できるという便利な代物だ。しかし、本来の使い方とは別に、くだらない問いかけをしてその返答を楽しんでいる様がネットでは話題になる。そこで、「Siri」と「しゃべってコンシェル」を使ってどんな問答が楽しめるのか、ネットで紹介されているユニークな事例をいくつか紹介していこう。
(「 」はユーザーの問いかけ、〜以降は「siri」もしくは「しゃべってコンシェル」の返し)
「結婚してください」
〜実はほかにも求婚してくれた人がいるんです。
「その人は誰ですか」
〜多分、サカナクションだと思います。
「結婚して」
〜…もう一回言って?
「結婚して」
〜…もうっ!恥ずかしい!
「暇だよー」
〜しりとりでもしましょうか。私からはじめますよ…iPhone。あ、しまった!
「話をしてください」
〜わかりました。むかしむかし、遠い遠い仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました…。空気はピンク、木はすべて真っ赤だったあるうららかな日、Siriの友人ELIZAが言いました。“Siri”、あなたはとても知的で、すごく役に立つわ_パーソナルアシスタントとしてAppleに就職したらいいんじゃない。Siriはその言葉に従いました。そして人々はいつまでも幸せにくらしましたとさ。
「暇なんだけど」
〜楽しい一日になるようお手伝いをさせていただきます!
「面白い話をして」
〜お兄ちゃんの秘密をこっそりお話しますね。実は…(「しゃべってコンシェル」の男の子キャラ“しつじくん”の秘密を話してくれる)
「生麦生米生卵」
〜Appleのスポークスマンでも、きっとそんなに早くは言えません!
「生麦生米生卵」
〜そんなのメイだって楽勝です!生麦生米生卵♪
問答を比較してみると、「Siri」と「しゃべってコンシェル」は、それぞれに異なるキャラが確立されているのがわかる。「Siri」はウィットに富んだ知的な回答が印象的で、「しゃべってコンシェル」は素直でひたむきな返しが微笑ましい。いずれにしても、スマホの音声機能を使って会話を楽しむことで、スマホへの愛着がわいてくるはずだ。
では最後に、壊れてしまったiPhoneに別れのひと言を伝えた際の、Siriとの問答を紹介しよう。
「もう動かないの?」
〜嫌わないでください。
「さようなら」
〜ご一緒できて嬉しかったです。
なんて感動的なやり取り! これはもう、アニメ『フランダースの犬』の、あの名場面をもしのぐ…と言っても過言ではありません。皆さんも、自分のスマホともっと会話を楽しんでみてはいかが?
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