話題のAndroid Wearデバイスをレビュー! 使って分かった意外な弱点(2/2 ページ)

» 2014年12月25日 11時30分 公開
[すずまり,ITmedia]
前のページへ 1|2       

本革ベルトで大人な魅力を醸す「ZenWatch」(ASUS)

 柔らかいフォルムにクラシカルなデザインで、大人の雰囲気を醸し出しているのがASUSの「ZenWatch」である。本革ベルトを採用しているため、スーツにも似合う。腕時計のように自然に使いたい人やデバイスで自己主張したくない人におすすめだ。

photo ZenWatch。本革バンドで自然なたたずまい

 スマホ側に独自の管理アプリ「ASUS ZenWatch Manager」を入れることで、詳細設定や拡張機能の利用が可能になるのも魅力の1つ。画面を手のひらで覆って着信音やアラーム音をミュートにしたり、見当たらないスマホを呼び出し音やバイブレーションで見つけたり、スマホカメラのシャッターを切ったりできるほか、ASUS Wellnessなど独自の健康管理アプリも用意されている。さらに、同社製スマートフォン「Zenfone 5」とセットで使うとスケジュール管理もできる。

photophoto 正面と背面。背面の左側にボタンを備える
photophoto ニュースや天気を確認できる

 こちらも充電には専用の充電アダプターが必要で、バッテリー持ちは約1日強といったところ。デザインは非常に好感が持てるが、ほかの製品と比べると、表示の粗さがやや気になった。ボタンは1つで、側面からかなり下寄りについている。画面を覆ってミュートにする機能などを使えば基本的にボタンを押さずに済むが、目立たない分、押しにくい位置ではある。また、金属のバックルがPCのパームレストに当たりやすいため、タイピングの際は注意が必要だ。


photo ZenWatchと接続しているときは、PINコードの入力をせずにAndroidスマートフォンのロックを解除できる。ZenWatchと接続していないときは、PINコードの入力を求められる
photo 健康管理アプリの画面

 防水性能は最も低いIP55。本革ベルトということもあり水没はもちろんNG。心拍センサーも内蔵されているが、シルバーのベゼル部分の両端がセンサーになっており、指2本を画面端に15〜20秒ほど当てることで測定するものであり、運動中の心拍数測定にはあまり向かない。

photophoto ベルトには本革を使用(写真=左)。留め具部分にASUSのロゴがある(写真=右)

防水重視ならこれ1択!? 「SmartWatch 3」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

 ソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch 3」は、防水性能がIP68と最も高く、水没もOK。水回りでの使用や水泳時も安心なデバイスだ。フィットネスバンドライクなデザインなので、他と比べると第一印象でかなり見劣りすることを懸念していたが、本体以外は丸ごと交換できるので、今後着せ替え用のオプションバンド次第で雰囲気をがらりと変えられる可能性を秘めている。リストバンドのしなやかさもあって、つけ心地は悪くない。

photo SmartWatch 3。本体がすっぽり外れるので、雰囲気をがらりと変えやすい

 充電に専用アダプターは不要で、Micro USB端子を背面に直挿しできる。USBケーブルさえあれば充電できるが、都度キャップを外さなくてはならない。バッテリー持続時間が1日程度のため、毎日キャップを開閉することになる。小さなキャップを開ける手間もかかるが、キャップの耐久性も心配になってくる。

photophoto 右側に電源キーを備える(写真=左)。バンド部分(写真=右)

 現段階で利用できる機能にほかと大きな違いはみられないが、Wi-FiやGPS、音楽のオフライン再生などの機能が含まれており、今後のアップデート次第で活用の場が広がる可能性がある。登場してくるアプリによっては、防水性能と相まって、本当の意味でワイルドに使えるデバイスになるかもしれない。

Android 5.0で使える便利な機能「SmartLock」

 Android Wearデバイスを使っていて最近便利だなと思ったのは、Android 5.0 Lollipopの新機能「SmartLock」である。BluetoothやNFCで接続するデバイスを「信頼できる端末」として登録しておくと、そのデバイスが手元にある場合はロック解除画面をスキップでき、逆にデバイスがない場合はロック解除画面が現れるというもの。ZenWatchの電話のアンロックと類似の機能となるが、Android Wearがセキュリティに一役買うというわけだ。

 これまではスマホからの通知機能が中心のAndroid Wearデバイスだが、今後はアプリのアップデートなどを通じてより便利なスマホライフを堪能できるかもしれない。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月08日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  3. 新コード決済「teppay」はどこで使える?  エキナカ施設からコンビニ、ファミレス、ECまで一挙案内 (2026年10月07日)
  4. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  5. 【ワークマン】2900円の「撥水8ポケットショルダーバッグ」 13型ノートPCも入る収納力 (2026年10月07日)
  6. PayPay、11月以降の地域限定キャンペーン発表 東京や大阪で最大6000円〜1万2000円おトク (2026年10月07日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
  9. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  10. Xperia純正充電器がソニーストアから消える 今後は「出力30W以上のUSB Power Deliveryに対応した充電器の使用を」 (2026年10月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー