Android用ブラウザは数あれど、やはり最もポピュラーなのはGoogle製の「Chrome」でしょう。シンプルなデザインで使いやすく、デスクトップ版Chromeとの連携やデータ使用量の節約など、上級者にも便利な機能を搭載しています。今回はChromeを使用する上で欠かせない、便利なTipsをご紹介します。
その前に1つ、Android 4.3以前の機種で使われている標準「ブラウザ」の利用は控えよう――ということです。Androidのデフォルトブラウザと言えば、地球のアイコンの「ブラウザ」を想像する方も多いと思います。
この「ブラウザ」は初代Androidからデフォルトのブラウザとして搭載されてきました。「ブラウザと言えばこれ」という方も多いと思います。が、先日GoogleはAndroid 4.3(Jelly Bean)以前のWebViewコンポーネント(アプリ内でWebページを表示するための仕組み)について、これ以上の不具合修正を行わないと表明しました。
この「ブラウザ」もWebViewを利用しており、実際すでにいくつかの脆弱性が見つかっていますが、Googleは対応していません。Android 4.4(KitKat)以上に搭載されている「ブラウザ」は問題ありませんが、4.3以下ではデータ漏えいなどのリスクがあります。そのため今回ご紹介するChromeや、Chromeが対応しないAndroid 4.0未満の機種では「Firefox」など、サポートが継続されているブラウザの利用をお勧めします。
右上に表示されているメニューボタン。Chromeの操作に欠かせないボタンですが、実はワンアクションで操作が出来るんです。
ボタンにタッチするとメニューが開くので、そのまま指を滑らせて任意の項目で指を離せば実行されます。
地味な機能ですが、メニューは頻繁に使用するので覚えておくと便利です。
タブの切り替えは画面右上、メニューボタンの左隣にあるタブボタンで行いますが、これもワンアクションで出来ます。アドレスバーを左右にスワイプするだけ!
アドレスバーが非表示になっている場合は画面を上にスクロール(下方向にスワイプ)すると現れます。
なお、最新のAndroid 5.0(Lollipop)ではタブの扱いが変わったため、このTipsは使えません。右下の「最近使ったアプリ」ボタンで切り替えましょう。
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