シャープが3月31日、同社のスマートフォン向けに「エモパーLite」の提供を開始した。
エモパーは、感情を持ったキャラクターが、ユーザーに対して話しかけてくれる機能。シャープの2014年冬以降のモデルから搭載しているが、Liteではそれ以前のスマホでも、Google Playから「エモパー」アプリをインストールすることで、エモパーを利用可能になる。
利用できるのは、Android 4.1以上、メインメモリ(RAM)が1.5Gバイト以上のシャープ製スマートフォン。対応機種は以下のとおり。
プリインストール版のエモパーでは、画面が消灯した状態で机に置いても話してくれるが、エモパーLiteでは、画面が点灯した状態か、画面を消してすぐに置かないと話さない。
エモパーLiteでは、ウェルカムスクリーンにニュースや近所の情報などを話しかける機能や、落としたときに話しかける機能、暗いと小声で話す機能は省かれている。端末を置く、振ることで話しかけてくれるシナリオ数は通常のエモパーと変わらない。
プリインストール版エモパーに比べると、自宅の出入りの認識が遅くなることがあり、話すタイミングが遅れる場合がある。また、ロック画面で本体を振るとき「Shake OFF」機能が有効になっていると、画面が消えて話せない。
エモパーLiteで蓄積したデータ(エモパーの記憶)は、ほかのエモパー/エモパーLite対応機種に引き継ぐことができる。
エモパーのキャラクターは、プリセットされている「えもこ」「さくお」「つぶた」に加え、秘書の「かおる」と情熱的な「おれんじん」を追加できる。
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