ドコモが新端末&新サービス発表――これからのスマホは「生体認証」を重視、ポイント&決済サービスの刷新でお得度もアップ加藤社長から驚きの一言も(2/5 ページ)

» 2015年05月14日 23時31分 公開
[房野麻子ITmedia]

 発表会にはローソンの玉塚元一社長も登壇し、ローソンの取り組みを紹介。日頃から商品力強化と売場力強化に取り組んでいるという玉塚氏は、「これまでもPontaカードをやってきたが、今回の提携でdポイントと連携できる。よりお客さんを深く理解できるように進化していくことを期待している」と語った。

photo ローソンの玉塚社長
photo からあげクンのように、店舗の中で一手間かけた商品を取り扱ったり、健康的な商品を扱うナチュラルローソンの展開、スーパーマーケットの代替となる店舗作り、エンターテインメント事業など、さまざまなニーズに対応しているローソンの取り組みを紹介した

 今回の提携は相互送客を目的としたもの。「現在あるローソンでミニドコモショップ的なことはできないかなど、いろんな形での共同出店を検討している」と話す玉塚社長は、「ロケーションに合わせて強い商材をそろえることで、商機が生まれる。ヘルスケア、商品開発、共同販促、アプリのプリインなど、さまざまなことが考えられる。いろんな形でミーティングしており、可能性について検討していく」と意気込みを見せた。

photo ドコモショップとローソンの相互送客が狙い

 また12月からdポイントとPontaポイントの相互交換が始まることで、6000万人のPontaカード会員に5400万人のdポイントカードの会員が加わる。玉塚社長は「(提携強化で)CRMがさらに深化する。もっと幅広いユーザーの購買行動が、深く分かるようになるだろう」と期待を寄せた。またポイントの相互交換については、店頭でさまざまな方法で周知させていくと説明した。

photo ドコモとの提携強化でCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)が深化するという

 このほか、「(ドコモ子会社)らでぃっしゅぼーやに資本参加していることもあり、何らかの取り組みができるのではないか。あるいはエンターテインメント領域を活用しながら、何らかの取り組みができるのではないか」と、連携の拡大にも意欲を見せた。

photo 今回の業務提携を記念し、ローソンで提携記念商品3種を発売

 ローソンは今回の業務提携を記念して、「ドコモダケ」を使った3つの商品を発売する。「ドコモといえばドコモダケ、ドコモダケといえばきのこ」(玉塚社長)ということで、ドコモダケをフィーチャーした「たっぷりなめこのおろしそば」「きのこごはんおにぎり」「マフィンミックスフルーツ」を展開。マフィンミックスフルーツは加藤社長も試食し、「おいしかったです」とコメントした。

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