「Xess」は、「A Tablet So Different We Can't Call it a Tablet(タブレットとは呼べないほどとても違いのあるタブレット)」と自称するAndroidタブレットだ。
画面は約17.3インチのフルHD(1920×1080ピクセル)のIPS液晶を採用している。ボディはステンレス製で、重量は約2.55キロ。家の中で持ち運ぶための取っ手と、利用シーンに応じて3段階にリクライニングできるスタンドが背面に付いている。
背面には、JBLがチューニングに携わったステレオスピーカーを搭載する。タッチペンも標準で同梱しており、本体の裏面ならどこにでも貼り付けておけるようになっている。また、フルサイズのUSB 2.0ポートも2つ用意し、キーボード・マウスやUSBメモリーをつなげて使うこともできる。
OSはAndroid 5.1で、メインメモリは2Gバイト、ストレージは32Gバイト、外部メモリはmicroSDスロット(最大64GバイトのmicroSDXCまで対応)を搭載する。バッテリーは1万mAhを搭載する。メーカー公称値では、フルHD動画を連続3時間再生でき、通常の状態で5〜7時間は充電せずに使えるとのことだ。カメラは約500万画素のCMOSセンサーのインカメラのみを搭載する。
ここまで述べたことである程度想像できるが、Xessは家族が自宅で共用することを想定したタブレットだ。そのため「クッキングモード」(料理時に最適なモード)、「ファミリーモード」(家族で共有するためのモード)や、子どもやお年寄りが使う場合を想定したアドオン機能も用意される。また、Xessに最適化されたサービス・アプリや周辺機器を外部企業と協力して開発する予定だ。
今回発表された新製品の日本での発売は未定とのこと。しかし、一部の端末では日本語のロケール(表示設定)が用意されていたので、日本でもその姿を見られることを楽しみにしたい。
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