格安SIMを使える端末の種類は?

» 2016年04月12日 06時00分 公開
[ITmedia]

 格安SIMを使用できるスマホは大きく分けて2種類あります。SIMロックがかかっていないいわゆる“SIMフリー”(SIMロックフリー)のスマホと、ドコモやauといった大手キャリアが販売するスマホです。

SIMフリースマホ

 SIMフリースマホは、家電量販店やネット通販などで購入し、自分で格安SIMを挿して使うことができます。ただし、選んだ端末に対して、格安SIMの側が対応していない場合もあるので、格安SIM提供元のサイトなどに掲載されている動作確認表と照らし合わせながら選択しましょう。

 最近では、格安SIMとSIMフリーのスマホ端末とをセットで販売するスタイルが主流になっています。セット販売されているスマホであれば確実に通信できるので、通信ができるかどうか自身で考慮する必要はありません。格安SIMの購入だけでなく、スマホの買い替えも検討している場合は、こうしたセット販売のスマホに注目してみるといいでしょう。

最近ではほとんどのMVNOが格安SIMとSIMフリースマホとの“セット販売”を手掛けている(写真は楽天モバイルの公式サイト)

大手キャリアが販売するスマホ

 キャリアが販売するスマホには、“SIMロック”と呼ばれるロックがかけられており、他社のSIMカードに差し替えて使うことができないようになっています。これらは、基本的にドコモならドコモ、auならauの通信回線を利用しているMVNOのSIMをそのまま使うことになります。

 国内の多くのMVNOはドコモの通信回線を利用しているため、ドコモのスマホを使っている場合は、端末に格安SIMを装着して使える場合が多いです。

 auの場合、同社の高速通信「4G LTE」に対応しているモデルであれば利用できます。ただし、現在au系のMVNOは「ケイ・オプティコム」と「UQコミュニケーションズ」の2社のみ。ドコモ系の格安SIMは使用できないので注意しましょう。

 ソフトバンクの端末は、現時点で同社の通信網を使うMVNOがないため、一部のSIMフリースマホを除いて、ほとんどの機種で利用できません。格安SIMをキャリアスマホで使う場合は、基本的にドコモかauになるということを覚えておきましょう。

格安SIM なんでもQ&A

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  6. 「健康保険証で良いじゃないですか」──政治家ポストにマイナ保険証派が“猛反論”した理由 (2025年12月06日)
  7. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  8. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  9. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  10. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【11月5日最新版】 1万ポイントの還元やキャッシュバックも (2025年12月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー