格安SIMで電話は使えるの?

» 2016年05月03日 06時00分 公開
[ITmedia]

 格安SIMで提供されるプランには、大きく分けて「データ通信専用プラン」「音声通話対応プラン」の2つがあります。データ通信専用プランは文字通り、データ通信のみを利用でき、通話をすることはできません。音声通話対応プランであれば、キャリアのスマホと同じように「080」「090」「070」から始まる電話番号を使った通話が可能です。

楽天モバイルの例。音声通話対応プランは「通話SIM」、データ通信プランは「データSIM」として販売されている

 音声通話対応プランの通話料はキャリアのスマホと同様に、30秒あたり21.6円です。しかし格安SIMの場合、MVNOが提供している電話アプリをダウンロードすれば、30秒あたり10.8円と割安な通話料で利用することもできます。

 さらに最近では、“かけ放題”に対応するサービスもあります。楽天モバイルが提供する「楽天でんわ」の「5分間かけ放題オプション」がそれにあたります。このオプションでは月額918円で1回5分以内の通話が何度でもかけ放題に。キャリアの料金プランにもかけ放題が用意されていますが、キャリアの場合は、5分間のかけ放題で月額1836円がかかります。MVNOの電話アプリを使えば、およそ半分の料金で同じサービスを受けられることになります。

 また、プラスワン・マーケティングは、2016年3月から「FREETELでんわ」というサービスを始めました。このサービスでは、5分以内の通話かけ放題サービスのほかに、月額430円で1分以内の通話がかけ放題になるサービスを提供。MVNOが提供する電話アプリのなかでは、最安値で通話かけ放題サービスを使用できます。

 一方、「データ通信プラン」でもIP電話アプリなどを利用すれば、通話ができます。「050」から始まる電話番号を取得でき、インターネット回線を通じて通話できる仕組みです。

 IP電話アプリには、NTTコミュニケーションズの「050 plus」、ケイ・オプティコムの「LaLa Call」などがあります。通話料はアプリごとに異なりますが、電話回線を利用する電話アプリよりも通話料が安くなる点が特徴です。フリーダイヤルや110、119などの緊急ダイヤルに発信できない点には注意が必要ですが、「データ通信プラン」で電話をしたい人には有効な手段といえるでしょう。

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