新機能のおすすめ使い方ヒントとは、Wi-Fiにうまく接続できないときや、画面が何度も回転してしまうときなど、ある条件を満たした場合に設定のヒントを表示する機能だ。
「ユーザーからのいろいろな声をもとにヒントを開発した」という初心者向けの機能で、「“小さな親切大きなお世話”にならないよう、既に使いこなしてる人には表示しないようになっている」(加藤社長)のが特徴。表示される内容は随時更新される仕組みで、今後もフィードバックを得てユーザーの使い方に合わせたヒントを提供していく考えだ。
通信面では、2つの技術でさらに高速なデータ通信が可能になる。1つは3.5GHz帯の周波数を追加したこと。この3.5GHz帯を2波、1.7GHz帯をキャリアアグリゲーション(CA)し、370Mbpsの高速スピードを提供し、今回発表された「Wi-Fi STATION HW-01H」から対応する。
また、800MHz帯の周波数を全て使ったフルLTE化と3波のCAで国内最速375Mbpsも実現。375Mbpsには「Galaxy S7 edge」と「Xperia X Performance」が対応する。対応エリアは、トラフィックが混雑する全国の主要都市に集中的に展開される。
ここでようやく各端末の紹介となったが、ラインアップは全7機種と数が少なく、また特徴を2、3点紹介する程度の簡単なもの。トータル5分もかからないあっさりした紹介となった。「Xperia X Performance SO-04H」「Galaxy S7 edge SC-02H」「AQUOS ZETA SH-04H」「arrows SV F-03H」「Disney mobile on docomo DM-02H」「arrows Tab F-04H」「Wi-Fi STATION HW-01H」の各機種は、11日から事前予約を開始している。
「Xperia X Performance SO-04H」。Zシリーズから新しくなったXperia。本体が従来のガラスからメタル素材に変わった。カメラが0.6秒起動、先読みするピントなど、獲りたい瞬間を逃さない
「Galaxy S7 edge SC-02H」。「5.5インチもある大画面だが、手に持つと意外にその大きさを感じない」(加藤社長)。3600mAhのバッテリーはドコモスマホ史上最大の容量。防水/防塵にも対応。カメラは一眼レフカメラと同等の技術を採用し、暗い場所でもきれいに撮れる
「Disney mobile on docomo DM-02H」。背面にハートのイルミネーションを搭載し、フロントにスワロフスキーでミッキーをかたどっている。カメラは「ミッキー」と声をかけるとシャッターが切れる。撮った写真をオリジナルスタンプやフレームでデコレーションするアプリも
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