格安SIMのサイズを変更する方法

» 2016年06月21日 06時00分 公開
[ITmedia]

 新しいスマホを購入すると、いままで使用していたSIMのサイズでは挿入できないことがあります。SIMのサイズには「マイクロSIM」「ナノSIM」「標準SIM」の3種類があり、スマホによって挿入できるサイズが異なるからです。このようにSIMのサイズが合わない場合、そのSIMは使えないの? と思うかもしれませんが、ほとんどのMVNOでSIMのサイズ変更が可能です。新しいスマホでSIMが挿入できない場合は、SIMのサイズを変更して利用しましょう。

MVNOのマイページやSIMの販売店でSIMのサイズは変更できる

 SIMのサイズ変更は個人の契約情報が確認・変更できるMVNOのマイページから行えます。ただし、新しいサイズのSIMを発行するには手数料が発生するほか、いままで使っていたSIMを返却しないと損害金が発生してしまう場合があるので注意が必要です。

おもなMVNOにおけるSIMサイズの変更手数料

 SIMのサイズをマイページで変更した際、MVNOによっては新しいサイズのSIMが手元に届くまでの間サービスを利用できなくなります。SIMが到着するまで5日前後かかるので注意しましょう。

SIMのサイズ変更は自分でも行える

 SIMのサイズを自分で変えるには2通りの方法があります。1つ目は専用のカッターを使ってマイクロサイズのSIMをナノサイズに切り抜く方法。2つ目は専用の変換アダプターにナノサイズのSIMをはめ込んで、マイクロサイズのSIMとしてスマホに挿入する方法です。専用のカッターや変換アダプターは家電量販店やオンラインショップで購入できます。

 専用の道具でSIMのサイズを変更する方法は、SIMサイズの変更手数料を節約できる反面、不具合があった場合にMVNOの保証対象外になるなどのリスクがあります。「SIMをカッターで切ったら切り方を間違えて、全てのサービスが使えなくなった」「変換アダプターを使ってSIMをスマホに挿入したら、変換アダプターがスマホから取り出せなくなった」などの状況に陥ると、補償対象外になるので注意が必要です。格安スマホを使い始めて日が浅い人は、MVNOを通じてサイズ変更手続きを行ったほうが無難でしょう。

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