日本通信、個人向けMVNO事業をU-NEXTへ譲渡

» 2016年08月10日 11時41分 公開
[田中聡,ITmedia]

 日本通信が8月10日、個人向けMVNO事業でU-NEXTと協業することを発表した。

 日本通信はU-NEXTのMVNEとなり、日本通信が提供している個人向け通信サービス(b-mobile)は、U-NEXTがMVNOとなって引き継ぐ。b-mobileのサービスをどのような形で引き継ぐかの詳細は、決定次第、発表する予定。

日本通信 日本通信の個人向けサービスはU-NEXTが引き継ぐが、どのサービスをどういう形で引き継ぐかは未定

 総務省のデータによると、MVNOは現在561社まで増加したが、MVNOサービスの契約シェアは4%にすぎず、「いまだ開拓の余地が膨大に残っている」。そこで、日本通信とU-NEXTが「第4極(ドコモ、KDDI、ソフトバンクとも異なる第4のキャリア)」となって市場シェアを伸ばすことを目指す。

 U-NEXTは映像や音楽の配信サービスを提供しており、U-mobile契約者には映像サービスに使えるポイントのプレゼントを行っているほか、「スマホでUSEN」が聴き放題の通信サービス「USEN MUSIC SIM」も提供している。リアル店舗も豊富に持っており、ヤマダ電機をはじめとする量販店とも連携している。コンテンツ連携や販売網がU-NEXTの強みとなっており、日本通信の通信サービスも、より多くのユーザーへリーチできることが期待される。

日本通信 音楽配信サービス「スマホでUSEN」の利用料金が含まれる「USEN SIM」

 日本通信は、個人向け通信サービス提供者から、パートナー企業と通信サービスやMSP(モバイル・サービス・プラットフォーム)事業を推進する、「MS Enabler(モバイル・ソリューション・イネイブラー)」に役割を変更している。今回のU-NEXTとの協業も、その一環で行われたものとなる。

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