iPhoneケースはさまざまなタイプのものが販売されているが、iPhoneの発売当初は、クリアケースの人気が特に高いとよく聞く。クリアケースは文字通り透明なのでiPhoneのもとのカラーを生かせるのがメリット。ただ、せっかくケースを付けるのだから、普段とは違うプラスアルファのデザインも楽しみたい。
そんなわがままな要望をかなえてくれるのが、KODAWARIが扱っているPATCHWORKS製のiPhone 7/7 Plus向けケース「Level Case Sky Collection」だ。空をイメージした半透明のクリアケースで、iPhone 7の本体色によって異なる表情を見せてくれる。
カラーは明るい色づかいの「Morning」、うっすらとピンク色の入った「High Noon」、シックで落ち着いた雰囲気の「Night」、雷がアクセントになっている「Storm」の計4色。ケースとバンパーの二重構造になっており、バンパーはMorningとHigh Noonがホワイト、NightとStormがブルーとなっている。
ケースの色はグラデーションがかかっており、例えばMorningは上半分は透明だが、下に行くにつれて空色+雲に切り替わる。High Noonはピンク〜空色+雲、Nightは深いブルー〜透明、Stormは薄いブルー〜透明という表現になっている。
試しにiPhone 7のローズゴールドに装着してみた。Morningの場合、上は透明なのでローズゴールドがそのまま生かされ、下はうっすらと空や雲が広がってキレイだ。Noonは太陽をイメージしたのか、上半分がピンクなのでローズゴールドのピンクと相まって、よりビビッドな印象になる。Nightは一転して落ち着いた雰囲気になり、透明な下部分にはローズゴールドの面影が残る。StormはAppleロゴ周囲に雷が光る様子が格好良く、下に行くほどうっすらと透明になるので、ブルーからローズゴールドに変化していくのが面白い。
米国軍事規格「MIL-STG-810G」を取得しており、1.2mの高さから26回落としても破損しない品質を確保している。バンパーは柔らかい素材なので、落としたときの衝撃を吸収してくれる。ディスプレイ面には1mmの段差が設けられており、ガラスフィルムを貼ってもフィルムまで保護してくれるて安心だ。
バンパー越しから側面の電源キーとボリュームキー押し心地がよく問題なく操作できた。サイレントスイッチは露出部分が狭く、スイッチを切り替えるのに少しコツがいると感じた。
ケースを着脱しにくいのは少し気になった。装着するときは、まずバンパーを付け、片側をはめてから、もう片側をカチッとはめればよいが、少々コツがいる。外すときは4隅から外す形になるが、けっこう力を入れないと、なかなか外れない。かといって思い切り力を入れて曲げると、ケースが割れる恐れがあるので注意したい。
iPhone 7/7 Plusの新色で人気色でもある「ジェットブラック」に装着したところ、空や雲のグラデーションはほとんど見えない。光の当たる角度によっては見えるが、ローズゴールドほどは目立たない。ローズゴールドをはじめ、シルバー、ゴールドの明るい色の方が空のデザインは映えそうだ。
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