「iPhone 7」の発売から1カ月が経過した。一部の容量・カラーについては引き続き品薄の状況が続いているものの、発売当初と比べると入手性は良くなっている印象だ。
同機種の発売前、筆者はSpigen(シュピゲン)のiPhone 7用ケースを「iPhone 6s」(一部「iPhone 6」)に装着してみる実験を敢行した。意外とピッタリとはまるものの、特にイヤフォンマイク端子まわりに難があることが明らかとなった。
→意外とピッタリだが難点も――Spigenの「iPhone 7」用ケースを「iPhone 6s」に着けてみた
その実験から1カ月以上経過した今、筆者の手元にはiPhone 7(ローズゴールド)がある。そこで、前回の実験では紹介しきれなかったSpigenのiPhone 7用ケースを自前のiPhone 7に装着してみることにした。
今回装着したケースは、iPhone 7用の「ウルトラ・ハイブリッド」「ハイブリッド・アーマー」「リキッド・クリスタル」「ネオ・ハイブリッド」「タフ・アーマー」の5種類。さっそく着けてみよう。
(記事中の価格は10月17日現在の税込価格)
ウルトラ・ハイブリッド(Ultra Hybrid)は、TPU(熱可逆性ポリウレタン)素材のバンパーと、無色透明なポリカーボネート素材の背面パネルを組み合わせたハイブリッドケースで、米軍の物資調達規格である「MIL-STD 810G-516.6」(いわゆる「MIL規格」)に準拠した耐衝撃性を有している。
バンパーのカラーはクリスタル・クリア、ブラック、ミント、ローズ・クリスタルの4色から選択できる。今回は、完全な“無色透明”となるクリスタル・クリアモデルを装着してみた。
ケースの四隅にはSpigen独自の「エアクッション」と呼ばれる空洞が設けられており、四隅から落下した際の衝撃吸収性を高めている。また、ケースの画面側やアウトカメラ部分の縁には適度な高さを設けることで、画面やアウトカメラの破損リスクを軽減している。縁のリスク軽減設計は、ほかのSpigenケースでも共通して取り入れられている。
iPhone 7用ウルトラ・ハイブリッドは公式ストア、AmazonストアとYahoo!ストアで販売している。参考価格は2790円だ。
ハイブリッド・アーマー(Hybrid Armor)は、TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材で無色透明なインナーケースと、ポリカーボネート素材のバックパネルを組み合わせたハイブリッドケースで、こちらもMIL規格に準拠した耐衝撃性を有している。
バックパネルはガンメタル、サテン・シルバー、シャンパン・ゴールド、ジェット・ブラック、ブラック、ローズ・ゴールドの6色から選択できる。今回は、本体カラーに合わせてローズ・ゴールドモデルを装着した。
バックパネルのAppleロゴ部分は大きく切り抜かれており、iPhone 7のAppleロゴをしっかりと見ることができるようになっている。ウルトラ・ハイブリッドでは、このロゴ部分もインナーケースによって保護されている。しかも、ロゴ周辺にドット(斑点)加工を施すことでにじみを防ぐという徹底ぶりだ。
iPhone 7用ハイブリッド・アーマーは、公式ストア、AmazonストアとYahoo!ストアで取り扱っている。参考価格は3390円だ。
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