カメラや電源周りが進化――写真で解説する「Xperia XZ SO-01J」「Xperia X Compact SO-02J」(1/2 ページ)

» 2016年11月01日 11時30分 公開
[島徹ITmedia]

 NTTドコモからXperiaの新モデル「Xperia XZ SO-01J」とコンパクトモデルの「Xperia X Compact SO-02J」が発表された。両モデルとも11月2日に発売される。

 すでに同名のモデルが海外で発売されているが、ドコモ向けモデルではこれまでのXperiaと同様に同じく日本向けの機能が追加されている。これら2機種のデザインや強化されたカメラ機能など、従来モデルからの進化点について写真で見ていこう。

最上位モデル「XZ」と小型標準モデル「X Compact」

Xperia XZ 「Xperia XZ SO-01J」
Xperia XZ ミネラルブラック、プラチナ、フォレストグリーン、ディープピンクの4色

 Xperia XZは、5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶と、Qualcomm製のハイエンドプロセッサ「Snapdragon 820(2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア構成)」と3GBメモリを搭載した、Xperia Xシリーズのフラグシップモデル。ディスプレイがやや大きい点を除けば、プロセッサなどの基本スペックは「Xperia X Performance SO-04H」に近い仕様となっている。

 新機能として、2300万画素カメラにレーザーAFやRGBC-IRセンサーを搭載。X Performanceで省かれていた4K動画撮影も復活した。USBはType-C端子を採用。2017年3月以降はNTTドコモの下り最大500Mbpsのデータ通信にも対応する。

 このほか、指紋認証、フルセグ、おサイフケータイに対応。IPX5、8/IP6Xの防水/防塵(じん)にも対応する。バッテリー容量は2900mAh。本体サイズは、約72(幅)×146(高さ)×8.1(奥行き)mm。重量は161g。

Xperia XZ 「Xperia X Compact SO-02J」
Xperia XZ ミストブルー、ホワイト、ソフトピンク、ユニバースブラックの4色

 Xperia X Compactは、2015年11月に発売された「Xperia Z5 Compact SO-02H」以来のコンパクトモデル。本体サイズは横幅65mmのボディーに4.6型のHD(720×1280ピクセル)ディスプレイ搭載とほぼ同じだ。メインカメラはXperia XZと同じで、2300万画素カメラにレーザーAFやRGBC-IRセンサーを搭載。USB端子はType-Cを採用する。

 プロセッサにはQualcomm製のハイミドル端末向けプロセッサ「Snapdragon 650(1.8GHz 2コア+1.4GHz 2コア構成)」と3GBメモリを搭載。従来のCompactシリーズと違ってハイエンドプロセッサを搭載していない。正確な性能は発売後の各種ベンチマークテストで判明するだろうが、搭載されているプロセッサから推測すると、Xperia Z5 Compactの「Snapdragon 810」とXperia Z3 Compactの「Snapdragon 801」の間の性能となる。

※初出時にXperia Z3 Compactのプロセッサを「Snapdragon 800」としていましたが、正しくは「Snapdragon 801」です。おわびして訂正いたします(11/1 13:30)。

手になじむ「Loop Surface」デザイン

 Xperia Xシリーズでは、本体に継ぎ目のない「Unified Design」を採用しているが、今回のXperia XZとXperia X Compactではさらに前面から背面まで滑らかな輪を描いたような形状の「Loop Surface」デザインを採用した。

 持ったときの手のひらへのフィット感が向上した。また、好みはあるだろうが底面がフラットになったことで握った時に手で握りやすくなった。筆者の印象では、画面サイズがXperia X Performanceの5型から5.2型へと大型化したにもかかわらず、持ちやくなったと感じられた。

Xperia XZ 「Xperia XZ SO-01J」は8.1mmの薄型ボディーに、滑らかな形状と狭額縁デザインで手のひらにフィットする
Xperia XZ 「Xperia X Compact SO-02J」は横幅65mmなので片手でしっかりと握りやすい
Xperia XZ 表から裏側まで滑らかなカーブを描く「Loop Surface」デザインを採用。丸みを帯びた形状かつ、表裏も対称の美しいデザインだ

 Xperia XZのアルミ製金属パネルには神戸製鋼の「ALKALEIDO(アルカレイド)」を採用。表面のさらっとした滑らかな質感に加えて、深みのある光の反射が魅力的だ。だが、背面に金属パネルを採用したことでおサイフケータイやNFCで利用する非接触ICは本体前面に搭載されており、モバイル非接触IC通信マークのシールが貼られている。

Xperia XZ 背面のアルミ製パネルは周辺の光を反射してさまざまな輝きを見せる
Xperia XZ おサイフケータイやNFC用の非接触ICは前面インカメラ横に搭載
Xperia XZ 「Xperia X Compact SO-02J」は陶器のような高光沢塗装の樹脂ボディーを採用。非接触ICは背面中央に搭載する

2300万画素カメラが進化――レーザーAFとRGBC-IRセンサー搭載

 Xperia XZとXperia X Compactのメインカメラは、従来モデルと比べて機能面で大きく進化した。

 カメラの基本性能は、高感度な有効約2300万画素の1/2.3型の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」に、F2.0広角で24mmの「Gレンズ」を搭載。基本的なスペックはXperia X Performanceと同じだが、ここに新しく2つのセンサーが追加された。

Xperia XZ
Xperia XZ 約2300万画素カメラのそばに「レーザーAFセンサー」と「RGBC-IRセンサー」が搭載されている

 新たに搭載されたのが、暗所でのピント合わせを高速化する「レーザーAFセンサー」と、より正確なオートホワイトバランスを実現する「RGBC-IRセンサー」だ。さらに、手ブレ補正は3軸から5軸手ブレ補正となり、特に動画撮影時のブレをより抑制できるようになった。

 「レーザーAFセンサー」は暗所かつ近距離の被写体との距離を、レーザーの反射で計測して高速なピント合わせを実現する。「RGBC-IRセンサー」は可視光線を中心に放出する一般的な屋内電球や蛍光灯と、赤外線など可視光線以外のエネルギーも含まれる太陽光といった光源の違いを認識できる。これにより、主に夕暮れや屋内の光源下でホワイトバランスのズレや色かぶりを防ぎやすくなる。

Xperia XZ 暗闇の中に表示されたストップウォッチを、「レーザーAFセンサー」搭載のXperia XZと、非搭載のXperia X Performanceで撮影。レーザーAF搭載のXperia XZは約1秒で、X Performanceと比べて約2秒早くでピントを合わせて撮影できた
Xperia XZ 箱の中でLED電球の照明で照らされたケーキを撮影するデモ。「RGBC-IRセンサー」が有効だと、正確なホワイトバランスで撮影できた

 カメラ撮影時の機能では、マニュアル撮影モードを画面のスライドで呼び出せるようになった。マニュアルフォーカスに対応したほか、シャッタースピードを変えて独特の写真を撮影できる。

 Xperia XZではさらに、Xperia X Performanceで省かれていた4K動画撮影も復活。気軽に高画質な動画を撮影できるようになった。

Xperia XZ 画面を右にスワイプすると、マニュアル撮影を呼び出せる。マニュアルフォーカスやシャッター速度の設定で凝った撮影が可能だ
Xperia XZ 以前から搭載されているARエフェクトなどに加えて、4Kビデオ撮影が復活。本体温度が一定以上に上昇しない限り撮影を続けられる

 インカメラはXperia XZが1320万画素、Xperia X Compactは510万画素のものを搭載する。

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