初心者向けにiPhoneのTipsを紹介する連載「iPhone Tips」。今回のテーマは「Webサイトの単語を素早く検索する方法」です。
Webサイトで調べたい単語が出てきたとき、どうしていますか? コピーして検索枠にペーストし、検索をかけている人も多いのではないでしょうか。
iOS 10から、ページ内の単語を長押しすると、そこから直接単語の意味を検索できるようになっています。この機能、地味ながらも検索をよく使う人にとってはとても役立つ機能なので、使い慣れておくと、調べ物がかなりはかどるようになりますよ。
使い方は調べたい単語をコピーするときと同じく、文字部分を長押しします。すると、単語の上側に「コピー」と並んで「調べる」という項目が表示されるので、そちらをタップするだけで、検索結果が別の画面に表示されます。
辞書やWikipedia、単語が記載されているWebサイト、マップなど、あらゆるジャンルから検索結果を表示してくれるので、普通に検索するよりも検索結果が一目で把握しやすくなっています。調べたい単語の意味を知りたいのか、場所なのか、はたまたその使い方を知りたいのか、検索目的に関係なく該当結果が表示されるため、検索枠にいろいろ単語を入れる必要がないのが楽ちんです。
「調べる」のほかにも検索に役立つプチ機能で、「ユーザー辞書」という機能もあります。これは文中の単語を登録しておくと、推測変換にすぐ出てくるようになる機能で、“マイ推測変換”として追加できるものです。英単語や、なかなか出てこない難しい人名などを登録しておくと、文字を入力するのが格段に楽になります。特によく使う珍しい人名や地名、仕事上で使う専門用語などは先にユーザー辞書に登録しておくと便利です。
あと、単語を長押しすると出てくるのが「共有」という項目。コピーした箇所を、貼り付けたい場所にショートカットしてくれる機能です。Webページの文章をメモで保存したり、コピーした箇所をLINEなどで送ったりするときに便利です。
ここで紹介した機能は、Webサイトだけでなく、テキストが表示されていれば他のアプリでも使えるので、ぜひ活用してください。
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