初心者向けにiPhoneのTipsを紹介する連載「iPhone Tips」。今回のテーマは「iPhoneの写真アプリの加工術」です。
iPhoneの使い慣れたカメラ・写真アプリでも、露出補正やフィルター加工など、写真の編集ができます。SNSに写真をアップするときなど、手軽に画像を編集できて便利です。
撮影段階でカメラにフィルターをかけることもできます。この方が写真の仕上がりの雰囲気をイメージしやすいので、撮りたいものに合ったフィルターをあらかじめ選べます。
カメラアプリを起動し、画面右上の丸が3つ交差しているマークをタップすると、8つのフィルターが表示されます。あとは、好きなフィルターを選択し、撮影するだけです。
スクリーンショットや撮影した画像に手書きの文字を入れることができます。
1.文字を書き込みたい画像を選択し、画面下、右から2番目のスライダーのようなアイコンをタップ。さらに画面右から2番目にある丸い印を選択し、「マークアップ」という表示をタップします
2.画面下に「手書き」(ペンのアイコン)、「テキスト入力」(文字が描かれたアイコン)など文字を入力できるツールが並んでいるので選択し、画面に書き込んでいきます
3.書き込みが終わったら画面右上の「完了」をタップして終了です
線の太さや、入力する文字の大きさは、画面下一番右側の箇所をタップすると変えられます。
傾いている写真を真っすぐに補正したり、縦横の比率を変えたりしたい場合も数タップで編集ができます。
1.補正したい写真を選択し、画面下にある右から2番目のアイコンをタップします
2.次の画面、一番下にある四角と矢印が描かれたアイコンをタップ
3.この時点で自動で傾きが調節されますが、手動で角度を調整したい場合は、画面のメモリ部分を指でスライドさせて調整を行います
4.画像の縦横の比率を変えたい場合は、画面右端にある四角が重なったイラストのアイコンをタップ
5.「スクエア」「2:3」など比率が表示されるので、好みの比率を選択し、画面右下にあるチェック印をタップして保存完了です
撮影した画像を、鮮やかに明るくしたり、影を濃くしたりもできます。
1.編集したい写真を選択し、画面一番下、右から2番目の●の周りに点が描かれたアイコンをタップします
2.「ライト」を選択すると、明るさを調節できます
3.さらにライトの中でも、より細かい調節を行いたい場合は、画面右端の線が並んだアイコンをタップすると、「露出」「ハイライト」「シャドウ」「コントラスト」など、より詳しい加工項目が表示されます
4.それぞれの項目をタップし、メモリを左右に動かして調節を行います
5.画像の加工ができたら、画面右端のチェック印をタップして保存完了です
PCの画像編集ソフトにも劣らない画像加工が、写真アプリ1つで行えるのは大変便利です。撮影した写真をより活用するためにも、これらの機能に慣れてみましょう。
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