海外でも写メールOK! ボーダフォンの3Gケータイ「V801SA」(懐かしのケータイ)

» 2017年09月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「V801SA」です。

「V801SA」(閉じた正面)
「V801SA」(開いた正面) V801SA

 V801SAは、当時のボーダフォンでは珍しいスライドボディーを採用した、ボーダフォンの3Gサービス「Vodafone Global Standard(VGS)」対応ケータイです。

 VGSのサービス自体のは2002年12月に開始していましたが、サービスイン当初は音声通話とSMSが利用できる程度で、Eメール(MMS)もWebには非対応という「試験サービス」の色合いが濃厚なものでした。

 サービスインから1年が絶ち、EメールやWebも利用できるようになった“本格的な”スタートを飾った初号機が、このV801SAです。

「V801SA」(閉じた背面)
キー回り

 写メールはもちろん、「ムービー写メール」やテレビ電話が利用でき、ボーダフォンとして初めて「着うた」にも対応しました。海外ではGSMを使ったローミングに対応し、国外でも写メールやムービー写メールの送受信、Webアクセスなどが利用できました。

アウトカメラ回り
インカメラ回り
左側面

「V801SA」の主な仕様

  • 発売日:2003年12月1日
  • キャリア:ボーダフォン
  • メーカー:三洋電機
  • サイズ:約51(幅)×108(高さ)×26(奥行き)mm
  • 重量:約146g
  • メインディスプレイ:2.2型(240×ピクセル)TFT液晶 26万色
  • アウトカメラ:有効約31万画素CCD
  • インカメラ:有効約31万画素CCD
  • ボディーカラー:コズミックネイビー、ギャラクシーシルバー

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