ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「W21SA」です。
W21SAは、以前紹介した「W21S」と同じ「WIN W2xシリーズ」の1つで、auケータイとしては初めて2軸回転ボディーを採用した端末です。
当時としてはau最大級の2.4型ディスプレイを搭載。ディスプレイを表に出した「フロントスタイル」では、「EZナビウォーク」で地図を確認するのはもちろん、メールを読んだり、通話したりもできました。
FMラジオチューナーを内蔵していて、「EZ・FM」でラジオを聴きつつ各放送局のサイトにアクセスしたり、放送中の楽曲をダウンロードできる着うた配信サイトにアクセスしたりもできました。W21SAでは、新たにラジオの「録音」にも対応し、内蔵メモリに最大約40分間録音できました。
付属のケーブルでテレビとつないで、撮影した写真やムービーをテレビに映すことができる機能も備えています。当時もテレビ出力ができる機種はいくつかありましたが、W21SAではカメラ撮影撮影中も画面出力可能で、撮影される側がテレビでどう「写ろうとしているか」確認することもできました。
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