7月14日からクラウドファンディングで販売が始まったフューチャーモデルのSIMロックフリー携帯電話「NichePhone-S」。11月10日からは、全国の家電量販店やWeb通販サイトでも販売が始まりました。
NichePhone-Sの大きな特徴は、「通話機能」「SMS(ショートメッセージ)」「Wi-Fiテザリング」の3機能を、カードサイズのコンパクトボディーに収めたことにあります。これから2回に分けて、このケータイをレビューしてみようと思います。
今回は、最大の特徴たる「サイズ感」から見ていきます。
NichePhone-Sのサイズは50(幅)×90(高さ)×6.5(奥行き)mm。数値的なフットプリント(占有面積)は、クレジットカードやキャッシュカード並みです。
53.9(縦)×85.6(横)mmのカードの上に載せてみると、カードよりも幅はわずかに小さく、高さはわずかに高い感じとなります。かなり小さいです。
この小ささは、最新のスマートフォン、とりわけ大画面をウリとする機種と並べてみると際立ちます。
ということで5.8型有機ELディスプレイを持つ「iPhone X」と、6.3型有機ELディスプレイを持つ「Galaxy Note8 SC-01K」と並べてみます。両機種ともに、少なくした狭額縁設計のボディーを持ち、画面サイズの割に「コンパクト」です。
こうして見ると、NichePhone-Sのコンパクトさが際立ちます。本当に小さいです。
ものはついでに、NichePhone-Sといろいろなモノを並べてみましょう。まずは1円玉。当然1円玉の方が小さいのですが、NichePhone-Sと並べると1円玉も意外と大きいのではないかという錯覚にとらわれます。
次に、NichePhone-Sの中に入るNano SIMと並べてみました。Nano SIMに対しては普段、「こんなに小っちゃいとなくしやすいよなぁ……」と思っているのですが、こうして見ると
弊社(アイティメディア)の名刺とも並べてみました。弊社の名刺はいわゆるカードサイズ。先ほどのカードを並べるのとあまり変わりありませんね。
とにかく、そのコンパクトさが際立つNichePhone-Sですが、使い勝手はどうなのでしょうか。後編では、実際に使った上での所感をまとめる予定です。お楽しみに!
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