というわけで、ここからが本題(?)の開封レポートです。まずはパッケージ。ここには、描き下ろしの壁紙としてプリセットされている、第5部の主人公 ジョルノとその仲間 ブチャラディ、トリッシュのイラストが描かれている。壁紙ではブチャラディとトリッシュの脚がトリミングされて切れているが、パッケージは全て見られるので、見比べてみると面白い。
パッケージには透明なケースが付けられているが、これを外すと、docomoロゴもない、プレーンなパッケージに変わる。まるでチョウがサナギから脱皮するかのようだ。そして、パッケージの側面には荒木飛呂彦先生直筆のサインが! スマートフォンというよりはジョジョグッズのパッケージという印象で、これだけでも飾る価値がある。こうした粋な計らいこそ「ディ・モールトよしッ!」である。
箱を開けると、本体の上に試供品のクリーニングクロスが覆われていた。このクロスはジョジョ独自仕様ではないようだが、コラボスマホだけにより入念に手入れをしたくなるものなので、こうした付属品はありがたい。他に付属しているのは、テレビアンテナケーブルL01、SIM取り出しツール(試供品)、クイックスタートガイド。USB Type-Cケーブルは付属していない。
一通り付属品を確認したところで、本体を起動。防水の説明で「アクアネックレス(※第4部の敵キャラ 片桐安十郎のスタンド)」が登場し、「ジョジョの奇妙な冒険」のタイトルロゴが出て、「ようこそ」から始まる起動画面に。この背景にもジョジョに関連するアイコンがちりばめられている。
初期設定を終えるとホーム画面が表示。初期状態では、10あるテーマのうち、歴代の主人公が登場する「オールスター」がセットされているが、最初のページで表示されるのが、パッケージに使われたものと同じ、描き下ろしの壁紙だ。
外観の特徴は、何と言っても背面に描かれたゴールド・エクスペリエンス(※第5部の主人公 ジョルノのスタンド)のエンブレムだ。このエンブレムは鏡面仕上げになっており、正面から見ると自分の顔が映り込む。「マン・イン・ザ・ミラー」(※第5部の敵キャラ イルーゾォのスタンド)で鏡の世界に連れていかれないか心配になるほどだ。角度によってロゴの見え方が変わるため、さまざまな表情を楽しめる。
本体のサイズは約75(幅)×152(高さ)×7.4(奥行き)mm、重さは約158g。ディスプレイは6型と大きいが、左右の額縁(ベゼル)が狭いので思ったより細いという印象。片手で持ち続けたり、ページをスクロールしたりするのは問題ない。最近のハイエンドスマホとしては軽いのも良い。これからじっくり使い込んでレビューしていきたい。
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