今回使ったのは「JOJO L-02K」。何とジョジョ!
すみません、「ジョジョの奇妙な冒険」、ちゃんと読んだのは第3部の空条承太郎編までなので、新しいスタンドは全然分からないわけで、あまりアレなんだけれども、起動したらいきなりアイコンがこんなで、スタンドカメラってなんだよ、とか思ったよりディテールが凝っていて面白いのである。
取りあえず、気になってしょうがないスタンドカメラから。
文字通り、カメラを向けるとその人にスタンドが現れるという仕掛けで、顔を認識すると、それに合わせてスタンドが現れるという仕組み。スタンドって何? という人は「ジョジョの奇妙な冒険」をどうぞ。説明はしません。
で、こんな絵が撮れます。
ぜひジョジョ立ちでお楽しみください。
さて、ジョジョの話は置いておいて、このスマホはLGエレクトロニクスの「V30+ L-01K」をアレンジしたもの。
この端末の特徴は、何といってもデュアルカメラ。いやデュアルカメラ自体は珍しくないのだけど、その構成が面白い。片方は標準(といってもカメラの世界では広角に分類される画角だが)でもう1つは超広角なのだ。
標準の方は画角が71度(写る範囲の対角が71度ということ)とWebサイトにあるので、35mmフィルム換算だと30mmくらい。一般的なスマホのカメラより少し狭い。
その分、超広角はめちゃ広い。何と画角が120度。超広角である。35mmフィルム換算だと12mmくらい。と、数字でいっても分からないので、いつものガスタンクで撮り比べ。
これは面白い。ちなみに、標準カメラはレンズがF1.6とかなり明るくて1600万画素(16M)。
超広角カメラはレンズがF1.9(これでもずいぶん明るいが)で、1300万画素(13M)と画素数は少なめ。超広角の方は等倍でチェックするとディテールは解像していなくてもやっとしているわけだが、この超広角の面白さを考えたら「ディテールが甘いくらい気にするな」と言いたい。
カメラの切替は画面上のアイコンで。
さらに、シャッターボタンを左か右(横位置で撮るときは上か下)にスライドしてやると、デジタルズームになり、途中でカメラが自動的に切り替わる。超広角カメラは遠近が極端に付くので、顔が大きくて身体がぎゅっと小さくなる面白い写真になる。
片方のカメラを超広角にしたおかげで、もう片方をあまり広角にしなくて済んだわけで、画角としては非常に扱いやすくなっている。よいことである。
夜の写真も1枚。
レンズが明るいせいか暗くてもしっかり撮れた。自動的にHDRがかかって照明が真っ白にトんでいないものよい。標準カメラの画質はかなりよいですよ。
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