発表会では、倉庫や店舗をイメージした活用例が複数紹介された。
FZ-T1は仕事に必要なデータをネットワークからダウンロードできる。さらに、基本的なユーザーインタフェース(UI)はAndroidスマホそのものなので、操作の習得も簡単。通話機能やカメラ機能も備えているため、従来はバラバラだったデバイスを1台に集約できるといったメリットが語られた。
また、スリムな形状であるため若い女性が持ってもデザイン的に違和感がないことも紹介された。
倉庫をイメージしたデモ
店舗をイメージしたデモ
先述の通り、バーコードリーダーをよく使う用途向けにピストルグリップやオートレンジバーコードリーダーの提供も検討されている。発表会ではデモも行われたが、「案件ごとに対応する計画なので、発売時期は未定」(土田氏)となっている。
FZ-T1用のオプションとして開発中のオートレンジバーコードリーダー
オートレンジバーコードリーダーを装着すると、かなり離れた場所からもバーコードをスキャンできる
左がFZ-T1で、右が従来機種のFZ-N1。T1はN1より約3mm(バーコードリーダー部分は約13mm)薄くなり、重量は30g強軽くなっている
左がドコモ版のP-01K(モックアップ)、右がFZ-T1。2モデルの大きな違いは「バーコードリーダーの有無」と「ウォームスワップ機能の有無」となる。オプションについてもFZ-T1の方がより幅広くなる見通しだという(インターフェイスの形状が異なることも要因)
手前がP-01Kで奥がFZ-T1。FZ-T1はバーコードリーダー部分に厚みがあり、機能を割り当ててワンプッシュ起動できる側面のボタンが、従来製品と同じオレンジ色。主にバーコードリーダー機能が割り当てられる
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