ソフトバンクAndroid向け「+メッセージ」アプリ 「SoftBankメール」から分離の上配信再開へ

» 2018年06月21日 12時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 ソフトバンクは6月21日、現在配信を停止しているAndroid端末用「+メッセージ(プラスメッセージ)」アプリについて、SMS(ショートメッセージ)やS!メール(MMS:マルティメディアメッセージ)の送受信を担う「SoftBankメール」と別アプリとすることで配信再開する方針を明らかにした。配信再開の時期は未定で、同社のWebサイトで改めて告知するという。

ソフトバンクからのお知らせ ソフトバンクからのお知らせ

配信停止の経緯

 ソフトバンクのAndroid端末向けの+メッセージアプリは、SoftBankメールアプリをアップデートする形で提供された。

 しかし、アップデートに伴いアプリアイコンが変わり、混乱した一部ユーザーがアプリを削除した結果、今まで受信したSMSやS!メールも消去されてしまうというトラブルが相次いだ。これを重く見た同社は、アプリのアップデートの配信を中止していた。

配信再開後のアプリの仕様

 先述の通り、配信再開後は「+メッセージ」「SoftBankメール」がそれぞれ別のアプリとして提供されるようになる。

 +メッセージアプリには引き続き、SMSとS!メールの送受信機能も備える。デフォルトのSMS/S!メール送受信アプリに設定すれば、+メッセージも含めて同一アプリ内で管理できる。

 この設定をしなかった場合は、SoftBankメールアプリがSMSとS!メール、+メッセージアプリが+メッセージをそれぞれ送受信する。ある意味でiOS版と同じ使用感となる。

配信再開前後のイメージ 配信再開後は、+メッセージアプリが“別アプリ”となる。SMSやS!メールの送受信機能は引き続き搭載し、既存のSoftBankメールアプリと選択できるようになる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月18日 更新
  1. 資さんうどんが「PayPay」の取り扱いを停止 他のキャッシュレス決済は引き続き利用可能 (2025年12月16日)
  2. なぜ? U-NEXTが自ら「U-NEXT MOBILE」を立ち上げた理由 20GB実質300円、ワンプラン、eSIMのみの狙い (2025年12月17日)
  3. 総務省が「SIMのみ契約」のMNP優遇を問題視 端末値引きは規制緩和の可能性も? (2025年12月17日)
  4. 500ポイントもらえる「東京アプリ」のテストに参加する方法は? 1.1万円相当のポイント付与に向けた最終検証がスタート (2025年12月15日)
  5. ドコモ、“スマホ新法”の詳細は「公取委に問い合わせて」 施行前に自社サイトで案内 (2025年12月15日)
  6. Apple Watchいらず、iPhone単体でフィットネスの「ワークアウト」を測定する方法は? (2025年12月17日)
  7. スマホ新法は「オープンなAndroidエコシステム」と矛盾しない Googleが高く評価する理由 (2025年12月18日)
  8. テスラの車載Wi-Fiをワイモバイルの“子回線”と“バッテリーレス”ルーターを活用して“安く”構築した話 (2025年12月17日)
  9. 待望のおサイフケータイ対応、OPPO最高峰「Find X9」が示すスペックを超えた体験価値 (2025年12月16日)
  10. 通話も録音できるAI要約・文字起こし対応レコーダー「Notta Memo」がタイムセールで1万6992円に (2025年12月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー