思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「WIN W32SA」です。
2005年に発売されたW32SAは、WIN端末では初のアナログテレビチューナーを内蔵したケータイです。
テレビ機能はステレオ放送や音声多重放送に対応している他、最大40分の録画も可能でした。また、新サービス「EZテレビ」に対応していて、視聴中の番組やCMで流れている楽曲を簡単に検索して、着うたや着うたフルをダウンロードできるようになっていました。
テレビチューナーのほかにFMラジオチューナーも搭載。他のテレビ・FMラジオ対応ケータイではテレビチューナーを利用してFMラジオも聴けるようになっていましたが、W32SAは専用のFMラジオチューナーを搭載。ステレオ音声でFMラジオを楽しめました。
ケータイでは初めてとなるFMトランスミッター機能も搭載していて、W32SAでダウンロードした着うたフルやSD-Audio、動画の音声部分をFM電波にして、カーステレオなどのFMチューナー内蔵機器に飛ばして聴くことができました。
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テレビもFMラジオも音楽も──開発者に聞く「W32SA」のこだわりCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.