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» 2018年09月07日 06時30分 公開

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:徹底的に撮り比べ! 夏の5大カメラスマホ十番勝負(後編) (1/3)

Xperiaのアウトカメラのデュアル化によって、2018年夏の主要なハイエンドスマートフォンは「デュアルカメラ(一部トリプルカメラ)」となった。ということで、2回に分けて撮り比べることにした。今回は後編として「料理」「人物」「ポートレート」「インカメラ」「夜景」の作例を見比べてみよう。

[荻窪圭,ITmedia]

 毎年恒例のスマホカメラ対決。今回は4つに絞りきれずに、「iPhone X」「Galaxy S9+」「HUAWEI P20 Pro」「HTC U12+」「Xperia XZ2 Premium」の5機種で10のシーンを横並びで撮り比べしております。

 前回はこれらの機種で「風景」「建物と青空」「望遠」「明暗差」「花」を撮り比べてみたけれど、前編の時点で各機種の特徴が結構ハッキリと出ている感じ。

 後編となるこの記事では、「料理」「人物」「ポートレート」「インカメラ」の作例からカメラの特徴を見つつ、まとめをしていく。

比較する機種 今回比較する5機種

5大カメラを撮り比べる!

 ではシーン別対決の続きいきます。

シーン別対決その6:料理

 料理は室内光(それも白熱灯系)メインの環境でデザートを撮ってみた。

 これ、けっこう難易度が高いシーン。どうなるだろう?

iPhone Xで撮ったデザート iPhone X
Galaxy S9+で撮ったデザート Galaxy S9+
P20 Proで撮ったデザート P20 Pro
U12+で撮ったデザート U12+
Xperia XZ2 Premiumで撮ったデザート Xperia XZ2 Premium

 Galaxy S9+は「料理モード」も別途持っているけれど、ここはオートで撮影。P20 ProとXperia XZ2 Premiumはオートで「料理」と判定された結果だ。

 ポイントは「白いお皿や白いアイスクリーム」。これらがちゃんと白く明るく撮れているか、ってこと。

 iPhone Xはちょっと色がおいしそうじゃない。照明の色がちょっとかぶっている。

 U12+はナチュラル派なのであるが、料理写真なので、白いお皿はもうちょっと明るく撮れてほしいところ。

 Xperia XZ2 Premiumは色的には良い感じなのだけど、もうちょっと明るく撮れてくれるとうれしい。

 まあ繰り返しだけれど、難しい条件ではありますが。

シーン別対決その7:人物!

 人物編に関しては悩ましいので3つに分けて。

 まずはベーシックに背景ぼかしも何もしない普通の人物写真を撮り比べる。モデルは前回もちょこっと出てもらった伊東あんずさん

 ちょっとした水路を背景に、逆光気味というコンディションで。

iPhone Xで撮影した人物 iPhone X
Galaxy S9+で撮影した人物 Galaxy S9+
P20 Proで撮影した人物 P20 Pro
U12+で撮影した人物 U12+
Xperia XZ2 Premiumで撮影した人物 Xperia XZ2 Premium

 iPhone XはHDR(高ダイナミックレンジ)が自動的にかかった。HDRがオフの写真だと日差しが当たった部分がもうちょっと白トビして、顔も少し明るくなる。自然だけれども、もうちょっと顔を明るく調整してもらえるとうれしい。

 Xperia XZ2 Premiumは背景を生かしつつ、顔も明るく写そうとしているのは分かる。でも、肌がちょっと不自然じゃない? 何かを塗ったような感じ。恐らく、自動的にかかったHDRのせいだと思う。HDRが明らかにかかってないシーンでは、もっと階調が自然だったから(詳しくは個別レビュー参照)。

 それ以外の3モデルは、どれも良い感じ。人物に関しては人それぞれで好みが変わるのであるけれども、個人的にはU12+が良いかなあ。まあどれも良い写りです。

 なお、P20 Proはポートレートモードにすると「芸術的背景ぼかし」も自動でオンになるが、比較の関係上、今回はポートレートモードながら背景ぼかしはオフにしてある。

 Galaxy S9+は……絞りがF2.4のままだったのが残念。人物と判断したら、少しでも背景のボケを期待できるF1.5に切り替える仕様にした方が良いんじゃなかろうか。

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