KDDIと沖縄セルラー電話は9月14日、両社が販売するiPhone・iPad用の拡張保証サービス「故障紛失サポート with AppleCare Services」の提供を開始した。au取扱店でのiPhone・iPad購入時にのみ申し込み可能(購入後の申し込みは不可)で、月額料金は590円〜1190円(税別:機種による)となる。
(記事中の価格は特記のない限り税別)
このサービスは、2017年9月から提供している「AppleCare+ & au端末サポート」の内容を拡充したもの。通常2年間の「AppleCare+」サービスを、世界で初めて4年間利用できるようにしたことが大きな特徴だ。
加入すると、以下のApple公式サービスを4年間受けられる。
修理補償は、加入期間中に4回まで適用できる(通常のAppleCare+では2回まで)。補償利用時のサービス料(ユーザー負担金)は以下の通り。
※画面修理で「エクスプレス交換サービス」(整備品との交換)を利用する場合、サービス料は1万1800円(「その他の修理」扱い)となる
加えて、このサービスにはau独自の「紛失盗難補償」も4年間付帯する。万が一iPhone・iPadを紛失・盗難した場合に、ユーザー負担金を1万1800円支払うことで、最短で翌日までに新品同様の代替機が届く。この補償は加入期間中に2回まで利用可能で、SIMカード(au IC Card)を紛失した場合は再発行手数料(2000円)も別途必要となる。
サービスの月額料金は機種により異なる。なお、通常のApple Care+と同様、このサービスは保証期間(4年間)が満了すると自動解約となる。
このサービスは、「auスマートパスプレミアム」(月額499円)会員向けの「修理代金サポート」と併用できる。
過失・事故による故障修理に対する補償、または紛失盗難補償を受けた場合、修理代金サポートによってユーザー負担金と同額のWALLETポイントが補填(ほてん)される。
補填の上限回数はそれぞれの補償の上限回数と同じだ。
AppleCare+ & au端末サポートを契約しているユーザーについては、2019年1月をめどに故障紛失サポート with AppleCare Servicesに自動移行する見通しだ。月額料金は変わらない。
自動移行に際して、対象ユーザーには別途メールで案内が届く。
「アップグレードプログラム」「アップグレードプログラムEX」「アップグレードプログラムEX(a)」のいずれかを契約しているiPhoneユーザーが各プログラム行使して機種変更する場合、交換する端末に故障や破損が見つかると、通常は2万円(非課税)の「故障時利用料」を負担する必要がある。
今後、故障紛失サポート with AppleCare Services加入者については、この故障時利用料の代わりに、修理補償におけるユーザー負担金相当額(※)を支払うことでプログラムを行使できるようになる。
※画面破損時は3672円、その他破損時は1万2744円(ともに非課税)
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