CPUが透けて見える? Xiaomiの見せスマホ「Mi 8 Pro」に大興奮:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2018年11月29日 15時25分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 インド市場進出が成功してスマートフォン販売台数を急激に回復させた中国のXiaomi。しかし売れ筋モデルは低価格な「RedMi(紅米)」が中心で、同社の顔となる「Mi」シリーズは他社品との競争に苦戦しているともいわれています。中核モデルとなる「Mi 8」は4つのモデル展開を行い販売数アップを目指しています。

 そのMi 8シリーズの最上位モデル「Mi 8 Pro」は、製品発表時に「え、そこまでやっちゃうの?」と驚いてしまう外観デザインを採用しています。それは「見せスマホ」ということ。何を言っているのかと思われるでしょうが、Mi 8 Proは「中身が見えちゃう」スマートフォンなのです。

Mi 8 Pro 背面からスナドラのチップが見えるMi 8 Pro

 Mi 8 ProはSnapdragon 845搭載のXiaomiの顔といえる製品で、ディスプレイに指紋認証センサーを内蔵した上位モデルです。6.21型(1080×2248ピクセル)ディスプレイ、メインメモリ6GB/8GB、内蔵ストレージ128GBといった構成で、価格は6万円前後から。スマートフォンの性能としては申し分ありません。

Mi 8 Pro Xiaomiのハイスペックモデルとして十分な性能を持つ

 背面は透明樹脂に覆われています。このように背面が透ける端末はLGエレクトロニクスのFirefox OS搭載「Fx0」や、HTCの「U11+」「U12+」などがありました。HTCの製品は内部のワイヤレス充電アンテナや指紋認証センサーユニットが透けて見えるなど、「中を見せる」デザインになっていたのも特徴です。

Mi 8 Pro 背面全体が透明素材になっている

 それらに対して、Mi 8 Proはプロセッサ周りを堂々と見せるデザインにしています。車でいえばエンジンが透けて見えるようなもの。実際に手にして見てみると高性能なIT製品というイメージを十二分に出しています。実はこの基板はダミー。実際のプロセッサはこの下の内部に配置されています。とはいえMi 8 Proを使いながらついつい裏面を見たくなってしまうほど、この基板が見えるデザインはカッコいいものです。

Mi 8 Pro 本物の基板に見えるような仕上げ。Xiaomiの本気の度合いが伝わってくる

 背面中央は大きいバッテリーが見えますが、下部もしっかり基板が見えています。こうなるとケースを付けずにこのまま裸で運用したくなります。Mi 8 Proを買ったらさりげなく机の上に裏返しておいて、周りの人に見せびらかしたくなるでしょうね。

Mi 8 Pro 背面の下部までしっかり作りこまれている

 背面の透明化は背面を透明素材+フィルム張りとしたGalaxy S6の登場時に一部のマニアがそのフィルムを剥がして透明版Galaxyを作り上げたことがありました。その後のGalaxy Sシリーズでも同様の透明化改造をする人がYouTubeに動画を上げています。透明化はもちろん端末保証をなくしますが、スマートフォンの内部が見えるところにロマンを感じるのでしょう。Mi 8 Proはそんなロマンをメーカーがかなえてくれた端末なのです。できればこのシースルーモデルは他のモデルでも続けてほしいものですね。

Mi 8 Pro Mi 8 Proの本当のウリはディスプレイ内蔵指紋認証センサーだ

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