2018年のモバイル業界を振り返る(5月編):「Xperia XZ2」シリーズが日本上陸/「2年縛り」「4年縛り」見直しの機運Mobile Monthly Top10

» 2018年12月23日 12時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 2018年も残すところあとわずか。そこで、ITmedia Mobileの月間アクセスランキングを集計しつつ、1年を振り返ってみようと思います。

 今回は5月のランキングを見てみましょう。

 5月は、各キャリアから夏商戦向けの新端末や新サービスが発表される頃合い。ご多分に漏れず、今年(2018年)も多くの新端末・新サービスが発表されました。

 中でも注目を集めたのは、2月にグローバル発表されたソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ2」シリーズです。シリーズの中核を担う「Xperia XZ2」は、NTTドコモ、au(KDDI・沖縄セルラー電話)、ソフトバンクの3キャリア全てで取り扱い。4月追加発表されたデュアルカメラ搭載のフラグシップモデル「Xperia XZ2 Premium」は、ドコモに加えてauでも取り扱うことになりました。

 記事ランキングでは、Xperiaが関連する記事が多くトップ10入り。ランク外でもXperia関連の記事が人気を集めました。1位6位の記事は新モデルの特徴をまとめた記事です。一方、3位7位の記事のように、Xperia XZ2の先代に相当する「Xperia XZ1」の売れ行きが好調であることを伝える記事も人気を集めました。

 Xperia XZ2が今までの「Xperia XZ」ファミリー、あるいはその前身である「Xperia Z」ファミリーからデザインを大きく変えたことや、3.5mmイヤフォンマイク端子を廃止したことも相まって、Xperia XZ2シリーズとXperia XZ1を比べたいユーザーが多かったようです。

 4月のアクセスランキングの振り返りでも触れた通り、Xperiaスマートフォンは2019年が正念場となるでしょう。どのような展開になるのか、注目したいです。

Xperia XZ2 Xperia XZ2シリーズを唯一全機種ラインアップしたNTTドコモ

 8位にランクインしたのは、総務省の「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」での議論などをまとめた記事です。

 検討会では「2年縛り(2年間の定期契約)」と「4年縛り(4年間の割賦と端末下取りを組み合わせた販売方法)」が主に問題視されていましたが、端末のSIMロック解除を巡る問題も議論に上りました。この議論を踏まえた総務省による大手キャリアに対する行政指導と要請は、会の議論にほぼ沿う形で6月に行われることになります。

 この時は「携帯電話料金は4割下げられる」という発言が菅義偉官房長官から出てくるとは思っていませんでしたが、今思うと、この時から携帯電話業界(特に大手キャリア)の商習慣に対する抜本的な見直しを迫る動きはすでに始まっていたのかもしれません。

 2019年は、さまざまな議論を踏まえた料金の見直しや制度の改定などが行われることになりますが、どうなることやら……。

議論 総務省の検討会の議論の概要

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