1月の時点で、パケットパックの月額料金はおよそ4割削減できています。
しかし、どうせなら最も料金の安くなるステップ1(月間5GB以下)にチャレンジしようと思い、2月に向けてアプリごとのデータ通信量をチェックし、よりデータ通信量を節約してみることにしました。
1月において、通信量の多いアプリのトップ5は以下の通りとなりました(かっこ内は直近3カ月の平均値)。
Twitter以外のアプリは、実際の利用頻度と比べてデータ通信量が多い印象。特に、GoogleマップとDropboxに関してはその傾向が顕著です。
さかのぼって調べてみると、この2つのアプリのデータ通信量は毎月上位にランクインしていていました。しかし、詳細を確認すると、Dropboxはバックグラウンドでのモバイルデータ通信量が多く、Googleマップはフォアグラウンドでのモバイルデータ通信量が多いことが分かりました。
Dropboxアプリでは、共有ファイルの新規作成や編集をすることがありますが、実際に通信量が多いのはバックグラウンド。何のために通信しているのかよく分からないこともあり、思い切って「バックグラウンドデータの使用を拒否」にすることにしました。利用する上でトラブルが発生したら、改めて対応を考えたいと思います。
一方、Googleマップはフォアグラウンドのデータ通信が多いという結果。これは、1月に限った話ではなく直近3カ月で大きな変動がなかったので、「筆者の使い方」が理由といえそうです。しかし、やりとりしているであろうデータの内容と比べて通信量が多い印象があるので、今後の動向を注視する予定です。
テザリングを除くとデータ通信量1位だったChrome。このアプリには「データセーバー」という機能があり、有効にするとデータ使用量を最大60%節約できる他、ページ圧縮により読み込みが高速化されるといいます。
通信量5位だったTwitterアプリについても、「データセーブ」というデータ節約機能があります。オンにすると動画の自動再生が無効となり、画像の画質を下げて通信量を抑制します。
1月はこういったアプリによる節約設定を利用せずにデータ通信量の削減を試みましたが、2月にはさらに通信量を減らすべく、各種アプリの設定変更による効果を検証してみたいと思います。
1月の通信量は当初の目標値よりは多くなってしまいましたが、逆にいえばデータ通信量が多いアプリを知ることができ、どのアプリで通信量は削減できそうかという気付きが得られました。
より少ないデータ通信量で、より安い料金で快適なモバイル通信環境を構築することができないか、もう1カ月ほど検証する予定です。
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