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» 2019年03月05日 17時30分 公開

MWC19 Barcelona:5G祭りだった「MWC19 Barcelona」 展示されていた5G&折りたたみスマホを一挙チェック (1/3)

2019年内に日本でもプレサービスが始まる「5G」。世界に目を向けると、2019年内に本格的な商用サービスを始めるキャリアもあります。それを受けて、MWC19 Barcelonaでも5Gスマートフォンの実機、あるいはプロトタイプの展示が相次ぎました。

[房野麻子,ITmedia]

 2019年、日本でもプレサービスが開始される予定の「5G」。しかし、世界各地では早くも商用サービスが始まるとされている。

 そのこともあり、「MWC19 Barcelona」は、去年(2018年)にも増して“5G祭り”の様相だった。チップメーカー、端末メーカーやオペレータが一様にブースで5Gをアピール。対応チップセットや端末を展示していた。

 そこで、この記事ではMWC19 Barcelonaで展示されていた5G対応スマートフォンと、5Gと並んで話題をさらった折りたたみ(フォルダブル)スマートフォンをまとめてチェックする。広い展示場を見て回る時間が限られていたため、一部見落としている機種もあるかもしれないが、参考になれば幸いだ。

Galaxy S10 5G(Samusung Electronics)

 韓国Samsung Electronicsが米サンフランシスコで開催した「Galaxy UNPACKED 2019」において発表された「Galaxy S10 5G」。同イベントでは実機を見ることはできなかったが、MWCのSamsungブースでは手に取れる形で展示されていた。

Galaxy S10 5G 6.7型ディスプレイを搭載するGalaxy S10 5G

 ディスプレイは6.7型と、他のGalaxy S10シリーズよりやや大きめ。カメラ回りの仕様は「Galaxy S10+」とほぼ同じで、背面には「超広角」「広角」「望遠」のトリプルレンズ、前面に2つのレンズを備えている。S10 5Gでは、カメラとは別に背面に奥行きを把握するための「3D深度センサー」も搭載。AR(拡張現実)アプリなどで活用できる。

 その他の機能は、他のGalaxy S10シリーズとほぼ同じものを備えている。

深度センサーもある 背面には「Galaxy S10+」と同様のトリプルカメラに加え、3D深度センサーも備える

 5G通信は、6GHz帯より低い周波数帯を用いる「Sub-6GHz帯」に加えて、28GHz帯や39GHz帯といった高い周波数の「ミリ波(mmWave)」にも対応。ブースでは、5Gを利用した動画のストリーミング配信のデモや、野球場に複数台設置されたカメラからの映像を受信して好みの視点の映像に自由に切り替えて見られるという利用イメージの展示が行われた。

動画 動画のストリーミング配信デモ。ピクトエリアに「5G」との表示が確認できる
複数視点イメージ視点を選んでスポーツ観戦するサービスのイメージ展示。見たい視点を下段から選んで上段の映像を拡大したり、左右にフリックしたりしてあらゆる角度から映像を見ることができる。ただし、これはあくまでも“イメージ”で5Gを使ってデータを送受信しているわけではない

Galaxy Fold(Samsung Electronics)

 MWC19 Barcelonaで5Gと並んで注目を集めたフォルダブル(折りたたみ)スマホ。その1つで、先述のGalaxy UNPACKED 2019で発表された「Galaxy Fold」もMWC19 Barcelonaで展示されていた。

 しかし、UNPACKEDの会場と同様に、Galaxy Foldは反射の激しいガラスケースに入れられ、さらに人が近づけないように周囲をテープで囲んだ状態で展示。手に取るどころか写真もうまく撮れない状態だった。

 UNPACKEDではLTE版と5G版があることも明かされたので、5Gが導入された国では5G版の登場が期待される。

【訂正:2019年3月6日13時4分 初出時に、UNPACKEDではGalaxy Foldの5G対応の言及がなかったと説明していましたが、実際は言及がありました。おわびして訂正致します。】

Galaxy Fold Galaxy UNPACKEDの会場と同様に、“厳重に”遠ざけて展示されたGalaxy Fold

HUAWEI Mate X(Huawei)

 フォルダブルで話題になったもう1つのスマホが、中国Huaweiの「HUAWEI Mate X」だ。本体の外側に8型ディスプレイを搭載し、折り畳むと6.6型と6.38型の2つのディスプレイを搭載した5Gスマホとして使えることが特徴。

 カメラはライカ(Leica)と協業し、「望遠」「広角」「超広角」の3つのレンズを本体“内側”の端に配置する。

 Mate Xの5G通信は、Sub-6GHzとミリ波の両方に対応。5Gに対応することでバッテリー消費も激しくなると予想されるが、大容量4500mAhのデュアルバッテリーや55Wの急速充電で対処するなど“全部入り”といった感じとなっている。

開いた状態 開いた状態のMate X
閉じた状態 閉じた状態のMate X。やや大きめのスマホといった感覚で、それほど厚みを感じなかった
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