LGエレクトロニクスが、スペイン・バルセロナで開催中の「MWC19 Barcelona」に合わせ、5Gに対応する最新フラグシップモデル「LG V50 ThinQ」と、静脈認証機能を備えたハイエンドモデル「LG G8 ThinQ」を発表した。
LG V50 ThinQは、6.4型QHD+(1400×3120ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載するハイエンドモデルだ。プロセッサにQualcommのSnapdragon 855を搭載し、5Gモデムも備える。LGにとって初の5Gスマホとなり、まず米国のSprint向けに供給される。その後、LG端末を取り扱う通信事業者でも5Gのローンチ以降に発売される予定とのこと。
LG V50 ThinQ、LG G8 ThinQともに具体的な発売時期や価格は発表されなかった。LGの担当者に確認したところ、日本での発売は未定だ。
続いて、5Gの高品質を活用する新しい機能として「LG Dual Screen」が発表された。LG V50 ThinQと同サイズの6.4型ディスプレイを搭載するケースにLG V50 ThinQをセットすることで、2画面スマホとして使える趣向だ。
高音質のデュアルスピーカーを内蔵し、4000mAhに大容量バッテリーを搭載するなど、フラグシップにふさわしい仕様を備えている。
LG G8 ThinQは、Vシリーズとは別の、もう一つのフラグシップといえるGシリーズの最新モデル。最大の特徴としてアピールされたのが「Z Camera」だ。インカメラにToFセンサーと赤外線イルミネーターを搭載し、3Dでの顔認証が可能。さらに、静脈を認証する機能も備え、ユーザーの手を認識し、スマホの画面に触れずにロックの解除やスクリーンショットなどができる、ハンズフリー操作も実現している。
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