折りたたみスマホとは異なる手法で2画面化も LGの新スマホ「V50 ThinQ」「G8 ThinQ」を試すMWC19 Barcelona(2/2 ページ)

» 2019年02月26日 12時48分 公開
[村元正剛ITmedia]
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V50 ThinQは5G対応ながら扱いやすいサイズ感

 プレスカンファレンスの後、ハンズオン会場で実機に触れることができた。

 LG V50 ThinQは5Gをサポートする次世代モデルだが、横幅は76.1mmで厚さは8.3mに抑えられている。183gとやや重さはあるが、現行のハイエンドモデルと同等で、扱いやすいサイズ感といえそうだ。

LG 6.4型の大きなディスプレイを搭載するLG V50 ThinQ。上部にはノッチがある

 カメラは前面に800万画素(標準)と500万画素(広角)のデュアルカメラを搭載し、背面には1200万画素(標準)、1600万画素(広角)、1200万画素(望遠)のトリプルカメラを搭載。撮りたい構図に合わせて、レンズを切り替えられる趣向。前モデルから継承された仕様だが、シンプルで使いやすい印象だ。

 AIによるシーン認識にも対応する。開発途中のモデルながら、認識スピードが速く、かなり正確だと感じられた。

LG 背面にはトリプルカメラを搭載。デザイン的には好みが分かれそうだ
LG 画面右のアイコンをタップして、カメラ(画角)を切り替えられるシンプルなインタフェース

 LG Dual Screenは、写真では、パカッと開いたケースに2台のスマホをセットしているように見えるかもしれないが、開いて右側(縦向きでは下側)のディスプレイは固定されている。そこにはチップやアンテナなどは搭載されておらず、厚さはLG V50 ThinQ本体の半分程度という印象。

LG LG Dual Screenは、LG V50 ThinQ専用のアクセサリーとして発売される
LG LG Dual ScreenにLG V50 ThinQをセットして閉じた状態。持ち歩きに支障はないサイズ感だ
LG 2画面で別々のアプリを起動できる
LG 1画面をゲームのコントローラーとして使える。設定や操作も簡単だった

 Samsung ElectronicsとHuaweiは、折りたたみ型のディスプレイを搭載することで大画面化を実現する新モデルを発表したが、LGは別のアプローチでの大画面化を提案した印象だ。画面が2つになることで、動画を見ながらSNSをチェックするといったマルチタスク操作はしやすくなるだろう。また、5Gの快適な通信環境でゲームを楽しむにも適している印象を受けた。

G8 ThinQのジェスチャー操作は使い勝手に難あり

 LG G8 ThinQは、ハイスペックのわりにはコンパクトで軽い印象。横幅が71.8mm、厚さが8.4mmで、重さは167gに抑えられている。片手での操作がしやすく、幅広いユーザー層をターゲットにしているようだ。カラバリはブラック、レッド、ブルーの3色が展示されていた。

LG LG G8 ThinQのレッドモデル。背面カメラは1200万画素(標準)+1600万画素(広角)+1200万画素(望遠)という構成。ただし、望遠レンズは韓国向けのみに搭載
LG ブラックモデル。背面カメラがダブルレンズのモデルもあった。韓国以外は、このモデルになるのだろう
LG ブルーモデル。ハイエンドらしい、きれいな仕上がりだ

 注目のZ Cameraを用いたジェスチャー操作は、まず本体から15〜20センチほど離れたところで手のひらをかざして、手を認識させる。認識したら、空中で手を動かして操作できるが、初めて見ると、まるでマジックで画面を変化させているように見えるはずだ。筆者も試してみたが、コツをつかむまでに少々手間取った。いっそ、画面をタッチして操作したくなったのが本音。この機能が役立つ場面は限定的だと思う。

LG Z Cameraによるリモート操作は、このように本体から手を離して操作する
LG 手でつまみを回すように動かして音量を調整できる

 とはいえ、Z Cameraによって顔認証の精度が向上し、手の静脈で認証するという新しいセキュリティ機能も追加される。幅広い人に使いやすそうなサイズ感で、スペック的にパフォーマンスにも不安はない。価格設定によっては、日本でも支持されそうなモデルだと思えた。

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