端末がいくらキレイでも、機能がしっかり動作しないことには意味がない。
そこで、端末検査では「電源オン」「充電ランプと充電状態」「画面やパネルの点灯」「画面のドット欠けや液漏れ」「ホームボタンの反応」「ボリュームボタン、スピーカ、マイク、イヤフォン、サイレントスイッチ」「内蔵スピーカー」「バイブレーション」「カメラ」「端子キャップ」「SIMカードの認識」「Wi-Fi(無線LAN)の接続」の計10項目についてチェックする。
チェック結果は、先の2つの評価の結果とともに端末販売時に表示することになる。
上記の評価は、端末販売時に分かりやすく掲示。保証期間も明示する。
今回リユースモバイル関連ガイドライン検討会が発表したガイドラインはまだ「初版」。今後、RMJ加盟の中古端末業者はガイドラインに準拠するための準備作業を進めつつ、本格運用に向けた詳細を詰める。
今後、B2CとB2Bそれぞれにおける格付けの統一基準を策定し、ガイドラインの「認定事業者制度」を創設し、10月初旬には本ガイドラインの公表と認定事業者制度の運用を開始する予定となっている。
中古端末の普及においては、中古端末の修理やアフターサポートの拡充も課題となる。今後、これらに関する動きが活発になることを期待したい。
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