中古端末でもWebから手続き可能に――ドコモが「SIMロック解除」条件を一部変更 2月20日から

» 2019年02月15日 10時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは2月20日、同社が販売する携帯電話端末のSIMロック解除条件を一部変更。他者から譲渡を受けた端末や中古端末でもSIMロックが解除できるようになる。詳細な受け付け条件や対象機種については、条件変更日までにWebサイトで案内する。

ドコモからのお知らせ

 今回の条件変更では、「知人・友人などから譲り受けた携帯電話機」や「中古端末販売店などで購入した中古の携帯電話機」について、以下のチャネルでSIMロック解除を受け付ける。

  • ドコモオンライン手続き(Web)
  • ドコモショップ

 事務手数料はWeb利用時は無料、ドコモショップ利用時は1台3000円(税別)。ドコモショップでは1回の手続きで最大2台までSIMロック解除可能で、一部端末については手数料を無料とする。

 ドコモを契約中のユーザーの手続き条件については、従来通りとなる。

解約済み端末の日数条件も撤廃へ

 この措置は、総務省が2月1日に開催した「モバイル市場の競争環境に関する研究会」第8回会合の資料(PDF形式)において「2019年3月末(2018年度末)までに対応予定」であることが明らかとなっていた。

 この資料では、「解約後のSIMロック解除期間の制限撤廃」にも言及がある。端末の購入手続きをした回線が解約済みの場合に課される「解約から100日以内」という手続き期間制限も、2月20日付で撤廃される見通しだ。

資料 総務省の会合資料には「解約後のSIMロック解除期間の制限撤廃」も明記されている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年12月02日 更新
  1. 日本発売が決まったOPPO「Find X8」と、海外で展開される上位モデル「Find X8 Pro」の違いは? (2024年12月01日)
  2. ガジェットポーチに適した無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」はどれ? モノを入れて検証してみた (2024年11月29日)
  3. iOS18.1の新機能「クリーンアップ」を使ったら下北沢駅前から人が消えた 「顔にモザイク」機能も便利に使える (2024年11月29日)
  4. 携帯キャリアのポイ活プラン競争が激化 「auマネ活プラン+」の狙い、対抗策を打ち出したドコモの動きに注目 (2024年11月30日)
  5. ドコモ、「iPhone 15 Pro Max(1TB)」を3万3000円割引 「iPhone 15」「Pixel 9」などは割引終了 12月3日から (2024年11月29日)
  6. 110円でスマホのインカメラを物理的に隠せる? ダイソーで買った「WEBカメラカバー」を試す (2024年12月01日)
  7. ドコモ、SIMフリー「らくらくスマートフォン Lite MR01」を12月2日に発売 3万9600円 (2024年12月01日)
  8. Redmi Noteもバージョンアップ、「Redmi Note 14 Pro」シリーズ登場 (2024年11月30日)
  9. ドコモの「eximo ポイ活」で“dカード必須”条件を撤廃 「ahamo ポイ活」はdカードも還元対象に (2024年11月29日)
  10. 「Xperia 10 III」の整備済製品が2万7000円→1万9800円に値下げ:Amazonブラックフライデー (2024年12月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー