携帯電話やスマホで情報収集していると、どうしても気になるのがバッテリー残量。当然ですが、携帯電話やスマホは使えば使うほど電力を消費します。特に画面表示(ディスプレイ)と通信は電力を食います。
停電が発生すると、すぐに端末を充電できるようになるとは限りません。バッテリーをモリモリ消費するような使い方はできる限り避けるべきです。
バッテリー持ちをよくするには、月並みですが……。
といった工夫が考えられます。なお、機内モードではWi-FiやBluetoothを個別に有効化できるので、災害時の緊急Wi-Fiスポット(後述)を使う時だけWi-Fiをオンといった運用にすれば省電力性が高まります。
さらに省電力にしたい場合は、Androidスマホなら「非常用節電モード」「緊急時長持ちモード」「緊急省電力モード」といった非常用節電機能、iPhoneなら、iOS 9.0以降の「低電力モード」を活用しましょう。
詳しい使い方は、過去に記事として掲載しています。
災害が発生した際に、大手キャリアが被災地域の公衆Wi-Fiスポットを無料開放することがあります。
最近では被災地域居住者のデータ通信料金を減免することがありますが、被災地域外に住所のある人はその減免対象になりません。全ての人が等しく利用できるという観点では、この無料開放は非常にありがたいものです。
00000JAPANの対象となるSSID(無線LANアクセスポイント)には普段、以下のような名前が割り当てられています。各サービスのロゴと合わせて覚えておくと、災害時にどこで使えるようになる可能性があるのか分かって便利です。
ただし、“誰でも使える”ことを優先しているために、00000JAPANのSSIDには暗号化が施されていません。これを悪用した「なりすまし」の事例も存在します。使う際には「個人情報をやりとりしない」「VPNサービスを利用して通信を暗号化する」といった対策を講じましょう。
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