シャープが、「AQUOS zero」のSIMロックフリーモデル「SH-M10」を2019年4月9日に発売する。MVNO各社が取り扱う。価格は楽天モバイル向けが8万9980円(税別、以下同)、mineo向けが9万6000円。
AQUOS zeroは、2018年12月にソフトバンクが発売したが、他の事業者は取り扱っていなかった。端末のデザインやスペックはソフトバンク版と同様で、違いはSIMロックの有無とプリインストールアプリ。AQUOS zeroはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの回線に対応し、VoLTEも利用できる。プリインストールアプリはGoogleの各種サービスやシャープの「エモパー」を中心に、必要最小限にとどめられている。
OSはAndroid 9 Pieをプリインストールしている。カラーはアドバンスドブラック1色。側面にマグネシウム合金、背面にアラミド繊維「テクノーラ」を採用することで軽量化に成功し、重さを約146gに抑えた。
約6.2型WQHD+(1440×2992ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載しており、100万:1の高コントラスト、DCI-P3規格のカバー率100%の広色域などを特徴としている。有機ELに最適化した高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」も採用した。
プロセッサはSnapdragon 845、メモリは6GB。ストレージは128GBだが、外部メモリ(microSD)スロットは搭載していない。バッテリー容量は3130mAh。アウトカメラは有効約2260万画素、インカメラは有効約800万画素で、どちらもシングル。IPX5/8の防水、IP6Xの防塵(じん)、おサイフケータイにも対応する。
| 機種名 | AQUOS zero SH-M10 |
|---|---|
| メーカー | シャープ |
| OS | Android 9 Pie |
| プロセッサ | Snapdragon 845 |
| メインメモリ | 6GB |
| ストレージ | 128GB |
| 外部メモリ | 非対応 |
| ディスプレイ | 約6.2型QHD+ 有機EL |
| 解像度 | 1440×2880ピクセル |
| バッテリー容量 | 3130mAh |
| アウトカメラ | 有効約2260万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
| ボディーカラー | アドバンスドブラック |
| サイズ | 約73(幅)×154(高さ)×8.8(奥行き)mm |
| 重量 | 約146g |
| 対応バンド | LTE:B1、2、3、4、8、11、12、17、19、26、28、41、42 W-CDMA:B1、2、4、8、19 |
「AQUOS zero」レビュー 軽さや有機ELの画質に満足、エンタメ利用に最適だ
“没頭する人”に向けて追求した軽量化 有機ELはシャープ流にアレンジ 開発陣に聞く「AQUOS zero」
シャープはなぜ有機ELスマホを投入するのか? “攻撃的”「AQUOS zero」の狙い
ホームボタンなし+Android 9.0の「AQUOS zero」は、操作法も大きく変わる
ソフトバンク、「AQUOS zero」「Android One S5」を12月21日に発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.