中国Lenovo傘下の米Motorola Mobilityは5月15日(現地時間)、Andriod Oneモデルの新端末「motorola one vision」を発表した。同日ブラジルで発売し、販売地域を中南米や欧州の一部地域に拡大していく。希望小売価格は299ユーロ(約3万7000円)。
昨年9月発売の同社初のAndroid One端末「motorola one」の後継機に当たるが、「vision」とあるだけに視覚的な機能に重点が置かれている。
6.3型の液晶ディスプレイ(1080×2520ピクセル)のアスペクト比は縦長な21:9。インカメラはディスプレイ内に“切り欠き”はなく小さな“穴”で設置されている。指紋認証センサーは背面にある。
インカメラは2500万画素、アウトカメラは4800万画素のメインカメラとボケ用の500万画素の2台。カメラ機能ではAIを採用し、ポートレート撮影での最適なライティングや自動スマイルキャプチャなどが可能だ。また、暗い場所でもくっきりした写真を撮影できるという「Night Vision」モードも搭載した。
その他の主なスペックは、プロセッサは韓国Samsung ElectronicsのExynos 9609、メモリは4GB、ストレージは128GBでmicroSDスロット(最大512GB)を備える。バッテリーは3500mAh。サイズは160.1×71.2×8.7mm、重さは180g、色はブロンズとサファイアの2色。
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