では、いよいよ人を撮ってみよう。
もちろん、人を認識する。「人」と「人々」と「顔」と幾つかパターンがあって、顔がアップになると「顔」となる。上半身全部が写っているくらいだと「人」。
さて、人を撮るなら「ライブフォーカス」。やっと背景ボケの話だ。ライブフォーカス時は通常の「ぼかし」の他に、回転や放射、さらにカラーポイントも選べる。下のスクリーンショットは「回転」ボケのもの。
では4パターンそれぞれどうぞ。
もちろん、人以外でもぼかしはかけられる。
続いてはインカメラ。インカメラは中央上部ではなく端っこについていて、その上に目立たない。「撮るときにどこを見ればいいの?」と聞かれちゃったレベル。そのくらいよくできているわけだが、作っている側もそれは分かっているようで、インカメラに切り替えたとき、一瞬、カメラの周りを白い光がしゅっと流れて教えてくれる。
インカメラもデュアル……だが、1つは深度を測る用。インカメラ時もきれいなライブフォーカスをかけられるのだ。
インカメラ時は広角と標準の2つを切り替えられる。といっても使うカメラは1つだけ。広角側が本来の画角であり、35mm判で25mm相当。望遠側をタップすると32mm相当になり画素数も少し減る(つまり「クロップ」される)。レンズはF1.9で約1000万画素だ。
写りの違いはこんな感じ。
ビューティーモードも設定できる(同等の設定をアウトカメラでも可)。
彼女の好みで撮ってもらったのがこちら
まあ何というか、うまいもんだなあと思う。不自然さもあまりないし、でもよく見ると、しっかり美肌処理かかっているし。
で、ウリはインカメラでの「ライブフォーカス」、つまり背景ボケなんだが、残念ながら撮りそびれてしまったので、猫写真で勘弁。
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